●2002/5/11
これは当時の旅の記録であり、現在の旅情報としては利用できません。
カイラス・コルラは右回り、3日目は黄色のライン。
北のテント形マーク(ズトウプク・ゴンパ)から、南西の家形マーク(タルチェン)これで一周完了。
タルチェンから南のテント形マーク(チュウ・ゴンパ)までランクルで移動。
●5月11日の行程
ズトゥプク・ゴンパ→タルチェン「塔爾欽」→「マナサロワール湖」=マパムユム・ツォ(མ་པོའུ་མུའུ་མཚོ་)、チュウ・ゴンパ=「極物寺」
●コースタイム・その他メモ
8:20 起床
9:00 朝食
9:15 出発
11:00 車道終点(妻とチベット・ガイド氏が車で出迎え)ここで実質的なコルラは終了
12:20 タルチェン着(4,700m)
13:15 昼食
14:35 出発 マナサロワール湖「Mapam Yumtso」に向け
15:20~15:50 バルガ村チェックポスト
16:30 マナサロワール湖畔チュウ・ゴンパ着(4,655m)
3日目の行程、Google Earth Pro による3Ð画像と標高・行程のプロファイル。
プロファイル左端が3Ð画像では紫色と黄色の接点で、3日目のスタート地点ズトウプク・ゴンパ下の幕営地。
3Ð画像の赤い矢印が徒歩での終点、ここからは車で移動、 プロファイル右端がタルチェンでコルラの終了。
※3日分のプロファイル図は、距離(横軸)標高(縦軸)それぞれ独自の目盛りで、比較の際は要注意。
■参照画像 O1:朝日の中、ズトウプク・ゴンパ
●行動記録
旅の記念に、小石をひとつ (O1参照)ズトウプク・ゴンパは、チベット仏教の神秘を体現するミラレパ大行者が修行した洞窟を祀る寺である。
昨日の長歩きで気力も低下しており、出発前に朝日を受けたズトゥプクを、ただ下より仰ぎ見るのみ。
さすがに昨夜は爆睡でした。
今日の行程は気が楽です。
タルチェンへの車道まで歩き、その後は車でマナサロワール湖まで移動です。
昨日からたどっている谷の下流域では、氷河によるU字谷の谷底に、更に完新世のV字谷を刻んでいる。
全体的に地形が新しく、モレーンの風化も無く、今下ってきた氷蝕谷はおそらく最終氷期 (ヴュルム氷期)に形成されたのではないでしょうか。
道はV字谷の縁をたどる。
カイラス・コルラもあとわずか。
記念に、小石を拾いました。
ほとんどが堆積岩起源か片岩の類と思われますが、暗緑色で光沢ある、蛇紋岩らしきものが混じっていた。
ランクルでチュウ・ゴンパへ タルチェンに戻り、荷物をまとめて、車でマナサロワール湖畔のチュウ・ゴンパを目指します。
バルガ村「巴嘎郷」のチェックポストを通り、「プラン」=普蘭方面への道路は南に向かって、なだらかな丘陵を登って行く。
やがて小岩峰上にチュウ・ゴンパを仰ぎ見る、小さな村「雄巴村」に着いた。
村は塀で囲われている。
近くには営業状態不明ですが、宿泊所や簡素な温泉もあった。
この村内で幕営させてもらうよう、ガイドが交渉したようです。
■参照画像 O2:マナサロワールの小石?
小石の謎 (O2参照)ここマナサロワール湖畔も巡礼たちの訪れる聖地です。
チュウ・ゴンパの東下、マナサロワール湖畔で、バスに乗ってきたチベッタンの一団が、慎重に選びながら小石を拾っていた。
妻がコンタクトを試みるも、どのようないわれがあるのか、知ることはできませんでした。
■参照画像 O3:チュウ・ゴンパに登り、西方向
善と悪の湖を見下ろして (O3参照)チュウ・ゴンパに登り、正門付近から西側の村を見下ろせば、手前にある川はラカスタル湖「Rakshas Tal」と「マサロワール湖」をつなぐガンガ・チュウの水路です。
善の象徴マナサロワールは淡水、悪の象徴ラカスタルは塩水で、湖面標高はラカスタルが低いとされていますが、ここから眺めるかぎり、ラカスタルへ流れているようには見えない。
右奥にラカスタル湖の一部が見え、正面遠方には、標高5,000mほどの山並みが霞む。
【注】
マナサロワール湖面標高⟪4,590m⟫、ラカスタル湖面標高⟪4,575m⟫
■参照画像 O4:マナサロワール、流浪の旅芸人
マナサロワールの風に乗せて (O4参照)この村に自前のトラックに乗った旅芸人の一行が訪れた。
女性二人は歌いながら踊り、男性二人が踊りつつ、撥弦楽器ダムニェンと三弦の弓奏楽器を奏でます。
村内で踊りが始まった。
一曲終わると、村人は「さあ一杯飲め」とばかりにビールを抜いて振舞います。
お金や食べ物のほか衣類までも与えて、労をねぎらう村人にならい、私たちもいくばくかの元を。
勢いづいた流浪の芸人たちは、マナサロワールの風に乗せ、さらに奏で、さらに歌い、さらに踊り続けます。
◉チュウ・ゴンパ隣「雄巴村」幕営地GPS測定値
(30 45 56.9N 81 21 48.7E)標高⟦4,600m⟧
※( )括弧内座標値コピペでGoogleマップ検索できる。
※測地系はGoogleマップと同じWGS84適用、標高は国内のテストで±30~50mの誤差があった。
★今日のクチコミ地
マナサロワール湖畔のチュウ・ゴンパ=
※チュウ・ゴンパで検索すると2か所ヒットしますが、より南側で集落近くのポイントがクチコミ地、もし地図表記ずれが無ければ岩山の上で、Googleマップ判読では(30 45 54.4N 81 22 02.6E)である。
※検索済みクチコミ地は星印などのリスト保存で迷子防止。
※中国領内では航空写真と地図表示にずれがあり、Googleマップ検索では要注意。
★次の地点
【プランの招待所】
★前の地点
■参照画像
O1:朝日の中、ズトウプク・ゴンパ
O2:マナサロワールの小石?
O3:チュウ・ゴンパに登り、西方向
O4:マナサロワール、流浪の旅芸人
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本日は5/11