このたび、産学協同教育センターでは中核人材育成Webセミナー「DXをいかに進めればよいか?」を開講しました。
DX(デジタル・トランスフォーメーション)は、デジタル技術を用いて業務改革経営改革を進めようとする考え方です。コロナウィルス感染対策の一環として広く普及しているテレワークやオンライン授業は、DXの一つだといえます。
しかし、対面の会議をWeb会議に変えただけでは、業務改革や経営改革ができるわけではありません。DXを進めるためには、「経営目標を達成するためにはどのように取り組めばよいのか」という視点から業務を見直すこと、つまり業務の目的から考える「目的アプローチ」が重要になります。また、顧客の視点から業務を見直す「顧客アプローチ」も大切です。企業目線ではなく、顧客や取引先の目線から業務のあり方を考える必要があります。
さらに、デジタル社会は、データの重要性が格段に高まります。データを活用できない企業は、生き残りが難しい時代です。
本講座では、内部監査で様々な改善提案を行った経験や、システム開発の経験を踏まえて、DXを進めるためのコツを解説しました。
当日は計64名の方が参加し、受講者からも活発な質問、意見交換がなされ、大変盛況のうちに終了しました。
ご参加いただきありがとうございました。