生命科学部・食環境科学部主催「2019年度高校教員を対象としたバイオテクノロジーおよび理科教育実験講座」を開催しました

2019年7月31日に生命科学部・食環境科学部主催「高校教員を対象としたバイオテクノロジーおよび理科教育実験講座」を板倉キャンパスで開催しました。

生命科学部・食環境科学部では、高等学校における理科教育の充実に貢献し、現代の中高生の理科離れ解消の一助とするために、本講座を2003年より毎年開催しています。
バイオテクノロジー技術の実体験等を通して、高等学校現場で対応可能な実践的実験指導力の向上を目指し、群馬県、栃木県、埼玉県、茨城県のほか、全国の高校理科教員17名が参加しました。
今回の講座では、「ホタル発光酵素“ルシフェラーゼ”を用いた酵素活性の測定」をテーマに実施しました。
本学教員の一石昭彦教授(生命科学部生命科学科)、道久則之教授、高品知典准教授(生命科学部応用生物科学科)による講義や実験指導の他、学部4年生5名が実験の補助を行いました。

参加した高校教員は、実験の進め方や指導方法に熱心に耳を傾けられていました。「整った施設で実験ができ、専門の先生の講義も分かりやすく、大変勉強になりました」「改めて実験を行う楽しさに気づくことができた」「授業に導入できそうな内容でありがたかったです」などコメントをいただきました。

高校の授業にも取り入れられそうな実験についてなどの多くの相談が寄せられ、教育現場の発展につながる機会となりました。