2019年度中核人材育成講座「システム開発・運用を成功に導くためのIT調達講座」を開催しました

2019年9月27日10月4日の2日間にわたって、産学協同教育センターが「システム開発・運用を成功に導くためのIT調達講座」を開講しました。

情報システムは、営業・販売、物流、生産、購買、人事、経理など様々な業務を遂行する上で、必須の基盤になっています。また、サーバやパソコン、ネットワーク等の通信機器は、老朽化のために定期的にリプレイスする必要があります。さらに、IoT、AI、ビッグデータ等への対応も必要です。こうした対応においては、ソフトウェアの開発を外部に委託したり、情報機器を購入したりすることが必要になります。しかし、中堅企業や自治体では、このようなITに係る調達(IT調達)を担当する人材は十分とは言えないのが現状ではないでしょうか。

初回の講座では、システム開発がどのような流れで行われ、システムの運用ではどのようなことが行われるのかについてや、それらの業務を委託(調達)する際の留意点を説明しました。二回目は、実務で役立つ知識を習得することを目的とし、システム開発やシステム運用を巡る様々な問題について、システム開発、運用・保守といったITに関する基本的な事項を事例を取り上げながら解説しました。

 当講座は、IT調達の責任者・担当者、これからIT調達を行おうとしている方を対象に開講されたもので、今年度は、21名(延べ36名)の方が、2日間の講義を受講しました。

また、「産・官・学連携促進事業」の一環として、講座終了後には交流会(意見交換会)を実施し、大学・企業・自治体それぞれの関係者が、講座での学習内容も踏まえて、活発な意見・情報交換を行ないました。

詳しい講座内容等は、こちらをご参照ください。

産学協同教育センター