常総市公文書レスキューボランティアに法学部学生有志が参加しました(2019年度)

2015(平成27)年9月に発生した関東・東北豪雨から、4年が経過しました。
しかし、水害の爪痕はまだ残っています。

関東・東北豪雨では、鬼怒川の溢水・堤防決壊が発生し、濁流が茨城県常総市を襲いました。
これにより、人的被害、住宅被害が発生しましたが、市役所に保存されていた公文書も被害を受けました。
(市役所の状況については、「平成27年9月 関東・東北豪雨 常総市災害記録 忘れない 9.10」8頁以下をご覧ください)


泥水に浸かった公文書を想像してみてください。
書籍とは異なり、公文書は基本的に一点ものです。
汚くなったものは捨てて、新しいものと取り換えるという訳にはいきません。

そこで、公文書レスキュー(文書復旧活動)が必要になります。
法学部の早川和宏教授が担当する専門演習では、2015(平成27)年11月以来、演習の受講生以外にも声をかけ、公文書レスキューボランティアを実施しています。
(昨年の活動については、「常総市公文書レスキューボランティアに法学部学生有志が参加しました」をご参照ください)


今年も、2回(8月6日と9月17日)のボランティア活動を実施しました。
参加した学生が活動記録を参加報告書としてまとめましたので、以下のPDFファイルをご覧ください。

公文書レスキューボランティア活動報告書