農業体験実習(野菜の収穫)を実施しました

2020年1月17日(金)に野菜の収穫体験会を実施しました。

生命科学部では、農業体験実習を継続的に行なってきました。今回も、JA邑楽館林様にご協力いただき、生命科学部の学生など20名がイチゴとハクサイの収穫を体験しました。

まずは多々良フレッシュファーム様ではイチゴの高設栽培やIoTでハウス内の環境をモニターする取組事例を見学し、栽培されている4種類のイチゴを食べ比べしました。その後、邑楽町のハクサイ農家様の圃場を訪問し、ハクサイの収穫と箱詰めを体験しました。台風や異常気象など気候変動下で栽培方法や収穫時期を細かく調整していることや、生産者の高齢化人手不足についてお話を伺いました。最後に、農産物直売所「ぽんぽこ」を訪問し、生産者の顔が見えるように野菜を消費者に届けるしくみについて学びました。  

参加した学生からは「スマート農業や外国人技能実習制度などニュースで耳にする話題を実際の問題として捉えることができた」「農家さんの生の声を聞くということで、普段知り得ないバックグラウンドなど貴重なお話を聞けた。」などの感想が寄せられました。

生命科学部では、生命科学の基礎研究から「農」へのつながりを意識した教育・研究を行っています。