2019年11月16日(土)と30日(土)の2日間にわたって、産学協同教育センターが「事業戦略プランニング講座 ~これなら解る、できる、戦略策定~」を開講しました。
「戦略への関心と理解、そして思考力と試行力は、組織力の向上に大きく貢献する」…これに寄与する講座運営が目的です。
用語や理論は本来が部分的で、ビジネス上の複雑な現状にはあいまいで対応力不足なことが多いのですが、本講座では事業戦略の構造を簡潔に説明し、実践的な戦略検討のポイントとその手法を講義しました。さらに演習を通して、中期事業戦略の策定力強化を図りました。
戦略検討において重要なのは、多様な視点・意見(多声性)です。そしてこの多様な意見の活性化に必要になるのが「問うて気づき、応えて学ぶ」という対話能力です。本講座では、講師がオリジナル開発した戦略検討のための演習を通し、戦略設計のためのポイントを学習し、上記の戦略策定力強化と対話能力向上を図りました。
当講座は、事業戦略策定や商品開発などの知識とスキル習得を目的とした方を対象とし開講されたもので、今年度は、計10名の方が、2日間の講義を受講しました。
また、「産・官・学連携促進事業」の一環として、講座終了後には交流会(意見交換会)を実施し、大学・企業・自治体それぞれの関係者が、講座での学習内容も踏まえて、活発な意見・情報交換を行ないました。
詳しい講座内容等は、こちらをご参照ください。