2019年6月22日(土)と29日(土)の2日間にわたって、産学協同教育センターが「インフラ管理のためのコンクリート技術講座」を開講しました。
道路や水道などのインフラ(社会資本)は、私たちの安全、安心そして快適な生活を支えてきました。しかし高度経済成長期に整備されたインフラは、なかには経年劣化が始まったものもあり、今それらの維持管理、マネジメントが待ったなしの喫緊の課題となっています。
そこで、本講座ではインフラの維持管理に関する現状と課題、解決策について、特に重要な材料であるコンクリートの材料・設計・施工・耐久性向上、技術・基準の変遷など、 幅広い視点から最近の動向を説明し、道路舗装の維持管理についてもその現状を解説しました。
当講座は、建設会社、建設コンサルタント、コンクリート二次製品メーカー、生コンクリート工場などの中堅技術者や、社会資本を管理する官庁の担当者、 さらには最近の社会資本マネジメント、コンクリート技術の動向などを勉強したい方を対象に開講されたもので、今年度は、計36名の方が、2日間の講義を受講しました。
また、「産・官・学連携促進事業」の一環として、講座終了後には交流会(意見交換会)を実施し、大学・企業・自治体それぞれの関係者が、講座での学習内容も踏まえて、活発な意見・情報交換を行ないました。
詳しい講座内容等は、こちらをご参照ください。