会期:8月29(木) 10:00~17:30
8月30日 (金) 10:00~17:00
場所:東京ビッグサイト(青海展示棟Bホール)
主催:科学技術振興機構(JST)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
入場料:無料
2019年8月29日(木)・30日(金)に東京ビッグサイト青海展示棟で開催された「イノベーション・ジャパン2019~大学見本市&ビジネスマッチング~」に、東洋大学から組織展示とシーズ展示に研究成果を出展いたしました。
イノベーション・ジャパンは、研究成果を産業に結びつけるきっかけの場として、400を超える大学とベンチャー企業などが参加し、毎年2万人以上の企業関係者が来場する、国内最大規模の産学マッチングイベントです。
全国の大学による多くのエントリーの中から、JSTによる厳正な審査を経て採用された研究成果が出展され、本学からは以下の研究成果が採用となりました。
組織展示:出展テーマ
アスリートサポート 総合大学がもつ「知」の集積でスポーツと社会にイノベーション (小間番号:U-08)
責任者:理工学部 生体医工学科 寺田 信幸 教授
東洋大学では、「スポーツを「哲学」し、人と社会と世界をむすぶ」をテーマに東洋スポーツビジョンを掲げております。これは2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、学部やキャンパスの枠を越えて、すべての学生が参画可能なムーブメントを構築すべく、スポーツを通じた教育・研究活動や社会貢献活動を実施しています。イノベーション・ジャパン2019では「暑熱ストレス」「女性アスリート」「熱中症」「キュレーティングストレスコーピング」をテーマの中心に展示しました。
8月29日には同会場において寺田信幸教授による組織展示内容のプレゼンテーションが行われました。
シーズ展示:出展テーマ
《ライフサイエンス》
農作物のブランド開発に向けた新品質管理法と装置開発(小間番号:L-23)
食環境科学部 食環境科学科 宮西 伸光教授
現在、世界中の各国が自国の農作物をブランド化し、世界中に様々な農作物を販売しています。日本も他国と同様に独自の農作物を栽培し日本ブランドとして各国に輸出していますがグローバル化に対応した日本のブランド力強化は他国の勢いに押されている傾向があり、新たな日本ブランドの開発やブランド力強化を望む気風が高まっています。農作物のブランドの開発や強化を行うためには、それらの品質を新しい視点(方法)で評価・管理することが大切です。今回はイネを例に新しい品質評価方法の開発とその利用方法について提案しました。
シーズ展示:出展テーマ
《防災》
強化段ボールを使った組立・分解・廃棄の容易なポータブルトイレの開発(小間番号:D-05)
ライフデザイン学部 人間環境デザイン学科 繁成 剛 教授
大規模災害が発生した直後には停電や断水のためトイレで排泄することが困難になります。そこで簡単に組み立てが可能な強化段ボール製ポータブルトイレを開発しました。災害時に自宅や避難所等で、ポリ袋や使い捨てパックをこのトイレの便座にセットし、排泄後に、固形剤などを入れて廃棄します。部品を分解すれば43×38×12cmのサイズに収まるので備蓄にも適しています。