今回はこの間やっと終わった今年のコーンの収穫量について。
今年も9/19~9/23にかけコーンの収穫をしました。
収穫時に感じたのは「今年も豊作だ!!😳」って事。
実は去年も過去に例を見ないほどの豊作だったので、あんな事は無いだろうと思っていたら・・・。
今年の収量は如何に!! それではいってみましょう。
まずは知識として面積の話。
農家では今でも面積当たりの量を計算する時、尺貫法の面積単位の「反(たん)」を使ったりします。
皆さんもよく耳にするのがメートル法面積単位の「ha(ヘクタール)」。
これは100m×100mの広さの事。これを尺貫法に直すと大体「1町(ちょう)」と同じ位になります。
正確には1ha=1.0083333333333町なんですが、まあそこはだいたい同じと見ましょう。
そして、1町の10分の1が「1反(たん)」となります。
つまり1ha=10.083333333333反なんですね。
まあ、農家の人は収量を図る時、その1反あたり何kgあるいはt(トン)取れたかを目安としています。
ただ、今回の結果は10a(アール)で出しています。
いや、1aあたりの方が良くない?なんで半端な10!!って声が聞こえてきそうです。
実は1ha=100aという関係でして、とすると10a≒1反という関係がなりたつんです。
要するに昔からのイメージに近づけるためにあえて10a当たりという半端な収量の求め方をするんですね。この方が農家のイメージにも近いですし。
豆知識でした。
総収量をご覧ください。どんな印象でしょう?
「・・・まあ、去年と同じくらいでしょ」と思うかもしれませんね。
冒頭にも言いましたが、実は去年も豊作だったんです。
通常4~6t台というのがこの地区の目安です。
それが今年も8t!!!!
知らないとびっくりしてもらえないだろうなあ・・・。
兎に角、2年続けての豊作だったんです。
前年が4800弱に対して今年は5600弱!!!
これで、皆さんにも今年の収量の多さ実感してもらえたと思います。
今後も続けていきたい
こうして、当社のコーン収穫作業も無事終了しました。
昨年はショベルひっくり返す事故あったんですね。
あれから色々改善しました。
ショベルをより大型のものに入れ替えたり、オペレーターが兼務していた作業を委託して疲労感を軽減。新入社員が入ったのも大きかった。
そしてグラスでも活躍したGPSと。
こうして見ると、年々失敗を潰していけてる実感があります。
今後とも頑張っていきたいと思います。
(浅野正慶)