8/24に行われた日胆畜産共進会(乳用牛の部)に牛を出陳しました。
そして・・・ 全道への出陳も決まりました!!
・・・っていや、結果は最下位だったんですけどね(笑)
では、なぜ全道へ出陳が決まったんでしょう?
全道への切符は部門毎、地区ごとの頭数等の要素を勘案・調整して枠が決められるんですね。当社のはその枠の数合わせみたいなものです。ただし、これは大切な視座を与えてくれるような気がします。
以下のグラフは農水省 畜産統計から数値を拾ったものです。
この10年見ただけでも飼養戸数が急減しているのが見受けられます。
他方、飼養頭数の方は近年横ばいか、少し改善しているようにも見えます。
事実としてグラフに無いですが、H31年の飼養頭数はさらに増頭していました。
例えば共進会を重要視する等、特定の志向を持った酪農家の層は、どの年代にも一定数存在すると思います。ただ全体の戸数が急減している以上、頭数が足りなくなるのも当然のことといえるのではないでしょうか。
報道によると近々妥結しそうですよね。グラフに見られた、1戸当たり頭数の増加は個別農家の国際競争力強化が進み始めたと捉える事も出来ると思います。 その矢先にこの妥結ですから、酪農家を取り巻く状況は安泰とはいえませんね。
(浅野正慶)