大阪大学・応用ミクロ経済(2023年2学期)
応用ミクロ経済
場所/スケジュール:1番教室/月曜日 10:30 - 12:00、水曜日 13:30 - 15:00
オフィスアワー:月曜日 12:45 - 13:30(およびメールでのアポイントメント) 場所:文法経本館338号室
担当教員 -- 安田洋祐:yosuke.yasuda <at> gmail.com
最終更新日:2024年2月26日
お知らせ
[2024/2/26] --- 期末試験問題および解答をCLEで公開しました。採点済みの答案用紙は教務係で受け取ることができます。返却を希望する方は、【3月8日(金)】までに取りに行って下さい。万が一、採点ミス(が疑われる箇所)を発見し修正を希望する場合は、できるだけ早く安田までメールでお知らせください。
[2024/2/4] --- 2月5日(月)の2限に4番・5番教室にて期末試験(90分・持込不可)を行います。体調を崩してしまい試験を受けられない人は、5日の【12時まで】に安田までメールで連絡してください。期末試験に代わる課題を2月6日(火)に出します。(病院などで証明書を発行してもらう必要はありません。教務係への連絡も不要です)
[2024/1/15] --- 1月31日(水)の講義は休講とします。そのため、1月29日(月)が最終講義となります。その際に、過去の講義に関する質問に答えますので、質問のある学生はあらかじめメールで質問内容を安田まで送ってください。
[2024/1/6] --- Lec19「混合戦略とスポーツ」とLec20「ビジネス競争のゲーム」の講義動画およびスライドをCLEにアップしました。
[2023/12/18] --- 2024年最初の講義は1月10日(水)です。どうか良い年末年始をお過ごしください。
[2023/12/18] --- 12月25日(月)の講義は休講とします。後日、オンデマンド配信(動画をCLEにアップ)をする予定です。
[2023/12/11] --- 12月13日(水)の講義は休講とします。後日、オンデマンド配信(動画をCLEにアップ)をする予定です。
[2023/11/27] --- 11月29日(水)は月曜日の代講日となっているため、講義の開始時間が(いつもの13時30ではなく)10時30分となります。
[2023/11/14] --- 11月15日(水)の講義はオンデマンド配信(動画をCLEにアップ予定です)とします。教室での授業は行いませんのでご注意ください。
[2023/11/1] --- 11月6日(月)はまちかね祭片付けのため講義はありません。
[2023/10/1] --- 初回講義は10月2日(月)です。法経講義棟の1番教室でお会いしましょう!
講義概要・目的
意思決定理論、行動経済学、情報の経済学、ゲーム理論、メカニズムデザインといった、経済学/ミクロ経済学の各分野で(バラバラに)教えられている様々な理論・考え方を紹介します。講義の序盤は個人のインセンティブ、中盤は集団と(個人の)インセンティブ、終盤は制度・ルールの設計について扱う予定です。
個人のインセンティブ <独立した個人の意思決定>
意思決定理論、行動経済学、情報の経済学
集団とインセンティブ <集団における人々の意思決定>
契約理論、産業組織論、非協力ゲーム理論
制度・ルールの設計 <社会における仕組みづくり>
協力ゲーム理論、メカニズムデザイン、マーケットデザイン
履修条件・受講条件
ミクロ経済を受講していることが望ましいです。
成績評価
期末試験(100点)のみで評価する予定です。
レポートや宿題は課さない予定(あくまで予定です!)
講義テキスト
教科書
特になし --- 講義スライド及び板書を参照してください。
準教科書
参考文献(以下は暫定的な情報で、今後改訂予定です)
筒井義郎 ほか, 行動経済学入門, 東洋経済新報社, 2017. Amazon
室岡健志, 行動経済学, 日本評論社, 2023. Amazon
石田潤一郎・玉田康成, 情報とインセンティブの経済学, 有斐閣, 2020. Amazon
尾山大輔・安田洋祐編著, 改訂版 経済学で出る数学:高校数学からきちんと攻める, 日本評論社, 2013. Amazon
経済学に関係する事例から出発して数学を学べるユニークな経済数学の教科書です。
Osborne, M., & Rubinstein, A. Models in Microeconomic Theory: Expanded Second Edition. 2023. Amazon
大御所コンビによる学部中〜上級レベルのミクロ経済理論の教科書。こちらから無料でダウンロードできます。
ギオーム・ハーリンジャー, マーケットデザイン, 中央経済社, 2020. Amazon
坂井豊貴, マーケットデザイン入門:オークションとマッチングの経済学, ミネルヴァ書房, 2010. Amazon
その他の参考文献をページ一番下に掲載しています↓
講義日程
Lec 1. イントロダクション --- ミクロ経済学の全体像をつかむ
キーワード: 事実解明的な問い、規範的な問い、完全競争市場、公共財、メカニズム・デザイン
参考文献: 『ミクロ経済学の力』-序章「経済学の目的と方法」
CLE(学内のみ):板書(10月2日)
CLE:スライド「ミクロ経済学の目的と方法」
【個人のインセンティブ】
Lec 2. 合理的な行動 --- 経済学の「合理性」ってなんだろう?
キーワード: 合理的な選好、行動経済学、ナッジ、完備性、推移性、連続性、合理的な行動、効用関数、序数的・基数的、センの条件α、あたかも(as if)、おとり効果
参考文献: 『ミクロ経済学の力』-第1.1章「合理的行動:選好と効用関数」
関連note: Lec1|意思決定理論入門 (音声あり)
CLE: 板書その1(10月4日)、板書その2(10月4日)、板書その3(10月4日)
Lec 3. ノーベル経済学賞 --- 「ジェンダーの経済学」
キーワード: クラウディア・ゴールディン、労働市場、ジェンダー、男女格差、「U字」曲線、子育て効果、時給プレミアム、オーディション、ナッジ、デフォルト・オプション、金銭的インセンティブ、フレーム効果
ウェブ: ノーベル経済学賞の公式ウェブサイト
解説資料1: Popular information (非専門家向け)
解説資料2: Scientific Background (専門家向け)
参考論文: Orchestrating Impartiality: The Impact of "Blind" Auditions on Female Musicians
関連note1: 歴史とデータが明らかにする男女格差
関連note2: 書評:なぜ男女の賃金に格差があるのか
関連note3: ノーベル経済学賞って何だろう?
CLE: Nudge Database (pdf)
CLE: 講義動画(Lec3・10月11日)
Lec 4. 不確実性と意思決定 --- そのギャンブルにいくら払う?
キーワード: 観察可能(目に見える)、顕示選好、満足化原理(satisficing)、ハーバート・サイモン、サンクトペテルブルクのパラドクス、ダニエル・ベルヌーイ、期待値、期待効用、アレのパラドクス
CLE: 板書その1(10月16日)、板書その2(10月16日)、板書その3(10月16日)
Lec 5. 期待効用理論 --- リスクに対する態度を見える化しよう
キーワード: 期待効用理論、くじ、公理、(混合)独立性、(混合)連続性、フォン・ノイマン=モルゲンシュテルン効用関数、(正の)アフィン変換
CLE: 板書その1(10月18日)、板書その2(10月18日)、板書その3(10月18日)
CLE: 教材『行動経済学』第5章「期待効用理論」
関連文献: Von Neumann, J., & Morgenstern, O. (1944). Theory of Games and Economic Behavior. Princeton University Press.
Lec 6. 確率加重関数 --- 希少イベントの確率を大きく見積もる癖
キーワード: リスク回避・中立・愛好、ゼックハウザーのパラドクス、客観確率、主観確率、確率加重(probability weighting)、逆S字性、プロスペクト理論
CLE: 板書その1(10月23日)、板書その2(10月23日)、板書その3(10月23日)
CLE: 教材『行動経済学入門』第4章「リスク選好とプロスペクト理論」
関連文献: Kahneman, D., & Tversky, A. (1979). Prospect Theory: An Analysis of Decision under Risk. Econometrica, 47(2), 263-292.
Lec 7. プロスペクト理論 --- 人は水準ではなく変化に反応する
キーワード: 主観確率、参照点、損失回避、感応度逓減、価値観数、ダニエル・カーネマン、リチャード・セイラー、エルスバーグのパラドクス
CLE: 板書その1(10月25日)、板書その2(10月25日)、板書その3(10月25日)
CLE: 教材『行動経済学』第6章「プロスペクト理論」
関連文献: Thaler, R. (1985). Mental Accounting and Consumer Choice. Marketing Science, 4(3), 199-214.
Lec 8. 現在バイアス --- なぜ人は誘惑に負けてしまうのか
キーワード: 保有効果、支払許容額、受取許容額、現在バイアス、時間的(非)整合性、時間割引関数、指数割引、加法分離的、β-δモデル、準双曲割引
CLE: 板書その1(10月30日)、板書その2(10月30日)、板書その3(10月30日)
CLE: 教材『行動経済学入門』第6章「お金に関する経済心理」
Lec 9. 自制心とコミットメント (1) --- 自分自身との戦い!?
キーワード: 近視眼的、ソフィスティケート、ナイーブ、誘惑、先延ばし
CLE: 板書その1(11月1日)、板書その2(11月1日)、板書その3(11月1日)、板書その4(11月1日)
CLE: 教材『行動経済学』第2章「セルフコントロール問題とコミットメント」
Lec 10. 自制心とコミットメント (2) --- ナイーブ vs. ソフィスティケート
キーワード: 前回と同じ
CLE: 板書その1(11月8日)、板書その2(11月8日)
【集団とインセンティブ】
Lec 11. レモン市場とアドバース・セレクション --- グレシャムの法則とは違う?
キーワード: 逆選択・逆淘汰、私的情報、プリンシパル、エージェント、隠された情報、レモン、ピーチ、条件付き期待値、ベイズ・ルール(ベイズの法則)
CLE: 板書その1(11月13日)、板書その2(11月13日)、板書その3(11月13日)
CLE: 教材 『情報とインセンティブの経済学』第5章「アドバース・セレクション」
Lec 12. モラルハザード (1) --- 実は「モラル」とは関係ない?
キーワード: 情報の非対称性、隠された行動、取引・契約、リスク回避、リスク中立、リスク分担、インセンティブ、トレードオフ、モニタリング
講義スライド: 目からウロコのモラルハザード解決法
CLE: スライド「目からウロコのモラルハザード解決法」
Lec 13. モラルハザード (2) --- 内発的動機 vs. 外発的動機
キーワード: 参加条件、インセンティブ条件、モチベーション、マルチタスキング、ダブルモラルハザード、トーナメント、アップ・オア・アウト、関係的(暗黙的)契約
<Lec12のスライド資料を使用>
Lec 14. 独占・規制・価格差別 --- 学割やクーポンの狙いとは?
キーワード: 独占(Monopoly)、限界収入、規模の経済、自然独占、平均費用価格規制、X非効率性、ラーナー指数(マークアップ率)、完全(第1種)価格差別、グループ別(第3種)価格差別、クーポン、第2種価格差別
CLE: 板書その1(11月27日)、板書その2(11月27日)
Lec 15. スクリーニング --- 買い手に欲しくなる商品を選ばせる仕組み
キーワード: 事前販売、スクリーニング、参加条件、インセンティブ条件、メニュー、情報レント、過少品質
CLE: 板書その1(11月29日)、板書その2(11月29日)
CLE: 教材 『情報とインセンティブの経済学』第7章「スクリーニング」
Lec 16. 複占と寡占 --- 企業数が増えると市場はどう変化するのか?
キーワード: 複占(Duopoly)、寡占(Oligopoly)、クールノー・モデル、最適反応関数、ゲーム理論、ナッシュ均衡、垂直的な取引、二重限界化(Double Marginalization)
CLE: 板書その1(12月4日)、板書その2(12月4日)
CLE: 教材『改訂版 経済学で出る数学:高校数学からきちんと攻める』第2章「2次関数と独占・寡占市場」
Lec 17. 垂直的取引 --- プラットフォームの手数料は高いのか?
キーワード: 卸売モデル、代理店モデル、二部料金、フランチャイズ制、企業結合、プライベート・ブランド(PB)、再販価格維持契約、手数料、プラットフォーム
CLE: 板書その1(12月6日)、板書その2(12月6日)
Lec 18. ゲーム理論 --- 弱者のための戦略的思考のすすめ
キーワード: フォン・ノイマン、プレイヤー、戦略、利得、出店ゲーム、支配戦略、戦略的思考、合理性、ナッシュ均衡、正しい予想の共有
CLE: 板書その1(12月11日)、板書その2(12月11日)
関連リンク:Wikipedia「ゲーム理論」
Lec 19. 混合戦略とスポーツ ← オンデマンド動画
キーワード
CLE: 動画_混合戦略
CLE: スライド_混合戦略
Lec 20. ビジネス競争のゲーム ← オンデマンド動画
キーワード
CLE: 動画_ビジネス
CLE: スライド_ビジネス
【制度・ルールの設計】
Lec 21. 動学ゲームとコミットメント --- ゲームを後ろから解く
キーワード: 必勝戦略、ツェルメロの定理、ゲームの木、バックワード・インダクション、コミットメント、最低価格保証、相互確証破壊(MAD)、囚人のジレンマ
CLE: スライド「動学ゲームとコミットメント」
CLE: 板書(12月18日)
Lec 22. 価格競争と入札 --- 底辺への競争をいかに避けるか
キーワード: ベルトラン・モデル、完全同質財、底辺への競争、製品差別化、キャパシティ(供給)制約、談合、入札、競り下げ、弱支配戦略
CLE: 板書その1(12月20日)、板書その2(12月20日)
Lec 23. 繰り返しゲーム --- いかにして人々は協力するのか
キーワード: 長期的関係、契約、有限回繰り返しゲーム、無限回繰り返しゲーム、割引因子、トリガー戦略、しっぺ返し(Tit-for-Tat)、フォーク定理
CLE: スライド「繰り返しゲーム」
CLE: 教材『ミクロ経済学の力』第7章「時間を通じたゲームと戦略の信頼性」
Lec 24. ジャングル経済 --- 弱肉強食の世界は効率的!?
キーワード: 非分割財、配分、力関係、ジャングル均衡、逐次独裁者(Serial Dictatorship)ルール、パレート支配、パレート効率的、
CLE: 板書その1(1月15日)、板書その2(1月15日)、板書その3(1月15日)
CLE: 教材『Models in Microeconomic Theory』Chapter 8「A jungle」
関連文献: Piccione, M., & Rubinstein, A. (2007). Equilibrium in the Jungle. The Economic Journal, 117(522), 883-896.
Lec 25. 物々交換 (1) --- 理想の交換を実現するアルゴリズム
キーワード: 私的所有、公的所有、住宅市場、個人合理性、トップ・トレーディング・サイクル(TTC)アルゴリズム
CLE: 板書その1(1月17日)、板書その2(1月17日)
CLE: 教材『Models in Microeconomic Theory』Chapter 9「A market」
CLE: 教材『Models in Microeconomic Theory』Chapter 9「A market」
関連リンク:お金を使わずに幸せに?物々交換の賢い仕組み(東洋経済オンライン)
Lec 26. 物々交換 (2) --- コア配分とインセンティブ
キーワード: ブロック、強コア(strong Core)、耐戦略性
CLE: 板書その1(1月22日)、板書その2(1月22日)
CLE: 教材『マーケットデザイン』第11章「配分マッチング問題」
CLE: 教材『マーケットデザイン入門』第5章「財と財の交換」
Lec 27. マッチング (1) --- 相思相愛のペアを見つけるには?
キーワード: マーケットデザイン、ノーベル経済学賞、実験、シミュレーション、臓器交換、ブロッキング・ペア、安定マッチング、Gale-Shapley(GS)メカニズム
CLE: スライド「マッチングの理論と実践」
CLE: 教材『マーケットデザイン』第9章「基本的なマッチングモデル」
CLE: 教材『マーケットデザイン入門』第7章「一対一マッチング」
関連リンク:「相思相愛」を実現する極めて具体的な方法(東洋経済オンライン)
Lec 28. マッチング (2) --- 安定マッチングを社会実装しよう
キーワード: 男性提案、女性提案、研修医マッチング、インセンティブ
CLE: 教材『マーケットデザイン入門』第8章「一対多マッチング」
CLE: 教材『マーケットデザイン』第10章「研修医マッチング」
オマケ. 講義に関する質疑応答
扱ったトピック : (自然)独占と死荷重、リスクプレミアム
CLE: 板書その1(1月29日)、板書その2(1月29日)
CLE: 期末試験問題(2016年)
CLE: 期末試験解答(2016年)
期末試験:2月5日(月)・2限
筆記試験・持ち込み不可(90分、100点分)
その他の参考文献
特に重要な関連文献(以下は暫定的な情報で、今後改訂予定です)
アルビン・E・ロス, Who Gets What (フー・ゲッツ・ホワット), 日本経済新聞出版社, 2016. Amazon
神戸伸輔, 入門 ゲーム理論と情報の経済学, 日本評論社, 2004. Amazon
坂井豊貴, マーケットデザイン:最先端の実用的な経済学, ちくま新書, 2013. Amazon
鈴木豊, 完全理解 ゲーム理論・契約理論, 勁草書房, 2016. Amazon
多田洋介, 行動経済学入門, 日経文庫, 2014. Amazon
武藤滋夫, ゲーム理論入門, 日経文庫, 2001. Amazon
安田洋祐編著, 学校選択制のデザイン:ゲーム理論アプローチ, NTT出版, 2010. Amazon
薮下史郎, 非対称情報の経済学―スティグリッツと新しい経済学, 光文社新書, 2002. Amazon
渡辺隆裕, ゼミナール ゲーム理論入門, 日本経済新聞出版社, 2008. Amazon
入門書・啓蒙書
伊藤秀史, ひたすら読むエコノミクス, 有斐閣, 2012. Amazon
梶井厚志, 戦略的思考の技術 ゲーム理論を実践する, 中公新書, 2002. Amazon
川越敏司, マーケット・デザイン オークションとマッチングの経済学, 講談社, 2015. Amazon
イツァーク・ギルボア, 合理的選択, みすず書房, 2013. Amazon
坂井豊貴, 多数決を疑う―社会的選択理論とは何か, 岩波新書, 2015. Amazon
リチャード・セイラー & キャス・サンスティーン, 実践 行動経済学, 日経BP, 2009. Amazon
アビナッシュ・ディキシット & バリー・ネイルバフ, 戦略的思考をどう実践するか, 阪急コミュニケーションズ, 2010. Amazon
ジョン・マクミラン, 市場を創る バザールからネット取引まで, NTT出版, 2007. Amazon
松井彰彦, 高校生からのゲーム理論, ちくまプリマー新書, 2010. Amazon
安田洋祐他, 日本の難題をかたづけよう, 光文社新書, 2012. Amazon
山岸俊男, 「しがらみ」を科学する:高校生からの社会心理学入門, ちくまプリマー新書, 2011. Amazon
アリエル・ルービンシュタイン, ルービンシュタイン ゲーム理論の力, 東洋経済新報社, 2016. Amazon
上級レベルの文献(大学院志望者向け。だいたい下に行くほど難易度が高い)
ロバート・ギボンズ, 経済学のためのゲーム理論入門, 創文社, 1995. Amazon
ベルナール・サラニエ, 契約の経済学(第二版), 勁草書房, 2010. Amazon
大垣昌夫・田中沙織, 行動経済学, 有斐閣, 2014. Amazon
グレーヴァ香子, 非協力ゲーム理論, 知泉書館, 2011. Amazon
坂井豊貴・藤中裕二・若山琢磨, メカニズムデザイン, ミネルヴァ書房, 2008. Amazon
田村坦之・中村豊・藤田真一, 効用分析の数理と応用, コロナ社, 1997. Amazon
岡田章, ゲーム理論 新版, 有斐閣, 2011. Amazon
伊藤秀史, 契約の経済理論, 有斐閣, 2003. Amazon
イツァーク・ギルボア, 不確実性下の意思決定理論, 勁草書房, 2014. Amazon
最上級レベルの洋書(マニア向け。興味本位で買うと火傷するかも!?)
Bolton, P. and Dewatripont, M., Contract Theory, 2004. Amazon
Fudenberg, D. and Tirole, J., Game Theory, 1991. Amazon
Kreps, D., Notes On The Theory Of Choice, 1988. Amazon
Myerson, R. B., Game Theory: Analysis of Conflict, 1991. Amazon
Osborne, M. J. and Rubinstein, A., A Course in Game Theory, 1994. Amazon
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