大阪大学・研究セミナー(2016年度)
研究セミナー|使える・伝えるミクロ経済学
場所/スケジュール:4番講義室/水曜日 16:20 - 17:50 (進み具合によっては延長の可能性アリ)
オフィスアワー:水曜日 12:30 - 13:30 文法経本館338号室
安田洋祐(担当教員):yasuda <at> econ.osaka-u.ac.jp
最終更新日:2016年4月18日
お知らせ
[2016/4/18] --- ゼミに関する連絡はSlackというサービス(ysemi2016.slack.com)を用います。
[2016/4/8] --- 今年度初回のゼミを4月13日(水)に行います!
[2016/1/30] --- 来年度の安田ゼミ履修者一覧が経済学部本館に掲示されました。各自確認してください。
[2016/1/7] --- 1月13日(水)に、来年度安田ゼミに参加してみたい・興味のある2回生の学生向けにオープンゼミを行います。参加を希望される方はこちらのフォームにご記入ください。教室については追って連絡します。
[2016/1/7] --- 安田ゼミの公式Twitterアカウントは @yasudasemi_ou です。ゼミの活動にご関心のある皆様もフォローをお待ちしてます!
[2015/12/8] --- 12月16日(水)の12:15〜12:45に、法経1番教室にて安田ゼミ説明会を行います。ゼミ生が主体の自主イベントですが僕も顔を出します。参加を希望される方(基本的には経済学部の2回生)はこちらにご記入の上お越しください!
ゼミの活動
<2016年度1学期>
4月13日
自己紹介
今年度のテーマ選び
Everything I Ever Needed to Know About Economics I Learned from Online Dating Amazon
ボルダルールに基づいて3冊の中から投票で決定!
ゼミの係決定
第1回ゼミ懇親会
・・・
<短期開講のためしばらく安田不在>
・・・
5月25日
【報告】数字で見る経済ニュース
関西圏のニュース ---
日本のニュース ---
世界のニュース ---
第2回ゼミ懇親会
関連教材など
メイン・テキスト候補
Everything I Ever Needed to Know About Economics I Learned from Online Dating Amazon
Power System Economics: Designing Markets for Electricity Amazon
Security and Game Theory: Algorithms, Deployed Systems, Lessons Learned Amazon
サブ・テキスト(文庫・新書)候補
文庫本 (関連するブログ記事)
<行動経済学>
*ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?(上・下)
予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
明日の幸せを科学する
選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義
<市場・経済政策>
急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則
ロングテール‐「売れない商品」を宝の山に変える新戦略
経済政策を売り歩く人々―エコノミストのセンスとナンセンス
市場の倫理 統治の倫理
<労働・貧困>
仕事のなかの曖昧な不安―揺れる若年の現在
僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版
貧困の終焉: 2025年までに世界を変える
<統計と戦略>
*その数学が戦略を決める
「みんなの意見」は案外正しい
もっとも美しい数学 ゲーム理論
比較制度分析序説 経済システムの進化と多元性
<マネー>
*それをお金で買いますか
マネーの進化史
ウォール街の物理学者
貨幣論
<経済史>
*「豊かさ」の誕生 成長と発展の文明史(上・下)
高度成長
銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎(上・下)
歴史は「べき乗則」で動く―種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学
国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上・下) ← 合宿向け候補?
<新書>
武器としての交渉思考
経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには
競争の作法 いかに働き、投資するか
こうして組織は腐敗する 日本一やさしいガバナンス入門書
途上国化する日本
高校生からのゲーム理論
戦略的思考の技術―ゲーム理論を実践する
マーケットデザイン
幸せのための経済学―効率と衡平の考え方
行動経済学入門
行動経済学
経済物理学の発見
自動車の社会的費用
社会的共通資本
会社はこれからどうなるのか
*は特にオススメ
恋愛・結婚・カップルの経済学
恋愛と贅沢と資本主義
セックスと恋愛の経済学―超名門ブリティッシュ・コロンビア大学講師の人気授業
夫婦仲の経済学 皿洗いからセックスライフまで、妻と夫の不満は経済理論で解決
ベッカー教授の経済学ではこう考える―教育・結婚から税金・通貨問題まで
オイコノミア ぼくらの希望の経済学
夫婦格差社会 - 二極化する結婚のかたち
少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ
美貌格差―生まれつき不平等の経済学
家族の経済学―お金と絆のせめぎあい
幸福の計算式 結婚初年度の「幸福」の値段は2500万円!?
恋ゴコロのすべてがわかる 早稲田の恋愛学入門
「婚活」症候群
恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚
結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル
政治・投票の経済学
←夏に参院選、秋に米大統領選が控え、政治や選挙に関心が高まる2016年。15年度の夏合宿で扱った『多数決を疑う』(坂井豊貴)を発展させて、より深く集団での意思決定の難しさ、民意の汲み取り方、熟議の可能性などについて考える。
『私たちと公共経済』(有斐閣, 寺井公子&肥前洋一, 2015)
第二部「政府の役割と失敗」(とても分かりやすい)を配布、するかも
<テキスト候補>
『集合的選択と社会的厚生』(勁草書房, アマルティア・セン, 2000年)
『社会的選択と個人的評価』(勁草書房, ケネス・アロー, 2013年)
<副読本候補>
『幸せのための経済学―効率と衡平の考え方』(岩波ジュニア新書, 蓼沼宏一, 2011年)
『多数決を疑う―社会的選択理論とは何か』(岩波新書, 坂井豊貴, 2015年)
『隷属への道』
『福祉の経済学―財と潜在能力』(岩波書店, アマルティア・セン, 1988年)
『政治学の第一歩』
行動・実験経済学
←新3回生の多くが関心があると答えた「行動経済学」。一般向けの啓蒙書が多数出版され、その知見が世間から注目される一方で、やや良い加減な言説がまかり通っているのも実状。きちんと行動経済学を理解して、現実の制度設計に役立てる。
『行動経済学入門』(日経文庫, 多田洋介, 2014年)
<テキスト候補>
『行動経済学』(有斐閣, 大垣昌夫&田中沙織, 2014年)
『行動ゲーム理論入門』(NTT出版, 川越敏司, 2010年)
『実験経済学』(東京大学出版会, 川越敏司, 2007年)
『実験経済学入門』(新世社, 下村研一, 2015年)
『経済心理学―行動経済学の心理的基礎』(培風館, 竹村 和久, 2015年)
『Advances in Behavioral Economics』(Colin Camerer他(編著), 2003年)
『Behavioral Game Theory: Experiments in Strategic Interaction』(Colin Camerer, 2003年)
『Misbehaving: The Making of Behavioural Economics』(Richard Thaler, 2016年)
<副読本候補>
『予想どおりに不合理』(早川書房, ダン アリエリー, 2013年)
『意思決定理論入門』(NTT出版, イツァーク・ギルボア, 2012年)
『行動意思決定論―経済行動の心理学』(日本評論社, 竹村 和久, 2009年)
『行動経済学』(中公新書, 依田高典, 2010年)
『セイラー教授の行動経済学入門』(ダイヤモンド社, リチャード・セイラー, 2007年)
『プライスレス 必ず得する行動経済学の法則』(青土社, ウィリアム・パウンドストーン, 2010年)
『買いたがる脳 なぜ、「それ」を選んでしまうのか?』(日本実業出版社, デイビッド・ルイス, 2014年)
『オタクの行動経済学者、スポーツの裏側を読み解く』(ダイヤモンド社, トビアス・モスコウィッツ&ジョン・ワーサイム, 2012年)
仕組み作り(行動経済学、フィールド実験、マーケットデザイン、etc)
←行動経済学やゲーム理論などの知見を生かした社会の「仕組み」作りを考える。2015年度にオークションについてはかなり分析したので、今年度はマッチングの制度設計やフィールド実験の有用性を学ぶのが良いかもしれない。
『実践 行動経済学』(日経BP社, リチャード・セイラー&キャス・サンスティーン, 2009年)
<テキスト候補>
『Who Gets What — And Why: The New Economics of Matchmaking and Market Design』(Alvin E. Roth, 2015)
2016年3月に日本語訳が日本経済出版社から出る予定
『経済セミナー2015年7月号』(日本評論社, 2015年)
『マーケットデザイン入門―オークションとマッチングの経済学』(ミネルヴァ書房, 坂井豊貴, 2010年)
『オークションの人間行動学』(日経BP社, ケン・スティグリッツ, 2008年)
『A Primer on Auction Design, Management, and Strategy』(David J. Salant, 2014年)
『Auctions』(Timothy P. Hubbard&Harry J. Paarsch, 2016年)
『The Handbook of Market Design』(Nir Vulkan他(編集), 2015年)
<副読本候補>
『その問題、経済学で解決できます。』(東洋経済新報社, ウリ・ニーズィー&ジョン・リスト, 2014年)
『善意で貧困はなくせるのか?―貧乏人の行動経済学』(みすず書房, ディーン・カーラン&ジェイコブ・アペル, 2013年)
『ヤル気の科学―行動経済学が教える成功の秘訣』(文藝春秋, イアン・エアーズ, 2012年)
『その数学が戦略を決める』(文春文庫, イアン・エアーズ, 2010年)
『市場を創る―バザールからネット取引まで』(NTT出版, ジョン・マクミラン, 2007年)
『マーケットデザイン: 最先端の実用的な経済学』(ちくま新書, 坂井豊貴, 2013年)
『マーケット・デザイン オークションとマッチングの経済学』(講談社選書メチエ, 川越敏司, 2015年)
<ゲームを作ってみる>
じゃんけん
わたなべじゃんけん リンク
ミクロ経済学・ゲーム理論
←学問的な土台に基づいた議論や提言を実行するために欠かせないミクロ経済学やゲーム理論の知識を身につける。洋書ではあるものの、記述が丁寧なTadelisを(サブゼミで?)輪読したり、ワークブックを解いたりするのが良いかもしれない。
『Game Theory: An Introduction』(Steven Tadelis, 2012年)
『ゲーム理論ワークブック』(有斐閣, 岡田章他, 2015年)
『ミクロ経済学の力』(日本評論社, 神取道宏, 2014年)
<副読本候補>
『ミクロ経済学[増補版]』(ミネルヴァ書房, 林貴志, 2013年)
『ひたすら読むエコノミクス』(有斐閣, 伊藤秀史, 2012年)
『高校生からのゲーム理論』(ちくまプリマー新書, 松井彰彦, 2010年)
<番外編>
幸福の経済学
『日本の幸福度 格差・労働・家族』(日本評論社, 大竹文雄他(編著), 2010年)
『OECD幸福度白書2―より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較』 (明石書店, 経済協力開発機構(OECD), 2015年)
『Measuring Happiness: The Economics of Well-Being』(Joachim Weimann他, 2015年)
『幸福度をはかる経済学』(NTT出版, ブルーノ・フライ, 2012年)
『暮らしの質を測る―経済成長率を超える幸福度指標の提案』(金融財政事情研究会, ジョセフ・スティグリッツ他, 2012年)
『幸福の計算式 結婚初年度の「幸福」の値段は2500万円! ?』(CCCメディアハウス, ニック・ポータヴィー, 2012年)
組織・ビジネスの経済学
格差
資本主義
経済史
『比較歴史制度分析』
『歴史は「べき乗則」で動く―種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学』(ハヤカワ文庫, マーク・ブキャナン, 2009年)
日本語論文
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英語文献
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