高速回転する磁気ディスクにデータを記録する装置。ディスクのことをいうことも、装置全体をいうこともある。装置全体の場合はハードディスクドライブ(HDD)ともいう。ほとんどのパソコンで内蔵されている。ファイルが記憶されるのはハードディスだ。
- ハードディスク
- HDD ハードディスク装置は正式にはHDD(ハードディスクドライブ)という。金属製のケースの中に磁気ディスク、ヘッド、モーター、制御回路などが収められている。 HDD.txt HDD
- 携帯HD
- インターフェイス コンピュータ本体との接続の面からみたハードディスクの話。EIDEが主流だがSCSIで接続していたものもある。 インターフェイスによる分類
- IDE パソコンと内蔵用ハードディスクを接続するためのインターフェイスの規格。ハードディスク2台までなら簡単に接続できる。
- EIDE IDEを拡張した規格。エンハンストIDEのこと。EIDEはハードディスク4台まで接続可能で、CD-ROMなど他の周辺機器も接続できる。
- ATA IDEをANSIで標準化した規格のこと。
- プライマリ EIDEは4台の周辺機器を接続できるが、そのうち2台を優先度の高いコネクタに接続する。この優先度の高いほうのコネクタをプライマリという。2台はどちらかをマスター、どちらかをスレーブに設定する。
- セカンダリ EIDEでプライマリでないほうのコネクタで2台接続できる。優先度は低い。 2台はどちらかをマスター、どちらかをスレーブに設定する。
- エンハンストIDEインタフェースに用意されているコネクターの1 つ。エンハンストIDEではハードディスクやCD-ROMなどを最大4台 まで接続できる。プライマリー、セカンダリーと呼ばれる2つのコネ クターにそれぞれ2台ずつ接続できる。
- マスター EIDEで接続するときの設定のひとつ。起動ディスクとなるハードディスクはプライマリのマスターとして接続しなければならない。
- スレーブ EIDEで接続するときの設定のひとつ。
- 内蔵のハードディスクやCD-ROMなどが接続されているエンハ ンストIDEにおける設定のひとつ。エンハンストIDEでは、ドライブを マスターまたはスレーブに設定して管理する。そもそもは「奴隷」 という意味。 エンハンストIDEのコネクターは、プライマリーとセカンダリーの2 系統があり、それぞれにマスターとスレーブが設定できるため、 合計4台のドライブを接続できる。DOS/V機(PC AT互換機)では 標準のハードディスク(Cドライブ)はプライマリーのマスターに接 続する。増設のハードディスクやCD-ROMドライブなどはそれ以 外に接続する。
- SCSI
- 物理フォーマット 磁気ディスク上はある規則によってデータが記録される。その話。
- 磁気ヘッド 回転している円盤(ディスク)に対して情報を読み書きする装置がヘッド。
- MIGヘッド
- 薄膜ヘッド
- MRヘッド MR素子というものを使ったヘッド。薄膜ヘッドとかいうものより記憶密度の高いディスクに対応できるらしい。
- GMRヘッド MRヘッドよりさらに感度の高い素子を使ったヘッド。大容量のディスクにアクセス可能で今の主流らしい。
- ディスクアレイ ディスクは1枚とは限らない。
- シーク時間
- 歴史