Outlookに他人の予定表を表示させる方法を追加
TN
消費電力が少なく、高画質が可能なので、アクティブマトリックスに用いられる液晶。その原理はよくわからんが以下の引用を読んでね。
2枚のガラス基板間にネマティック液晶(分子の長軸方向だけ向 きがそろう液晶材料の総称)を90度ねじって配列させた液晶セ ル。偏光軸を90度回転させる機能があり,電圧に対して分子が縦 方向にそろうとその機能が失われる。これを2枚の偏光板で透過 率変化として検出する。印加電圧2V程度で変化を開始し,5V程 度で飽和する。駆動電圧が低く,極めて抵抗が高く,消費電力が 少ない。またコントラストが100:1以上と高く,高画質化が可能な ためアクティブ・マトリクスに用いられる。 ただし,視野角が狭 い,透過率の低い偏光板が必要である,などTNモードにつきもの の欠点もある。なお,TNとは逆に,ガラス基板間に垂直に配向 (ホメオトロピック配向)させ,電圧に対して分子を寝かせる表示 モードもある。これはスーパーホメオトロピック液晶という。視野角 が広く,コントラストが高いことが特徴である。
STN
単純マトリックス方式の液晶を使い、液晶分子のねじり角を240度程度と大きくして透過と遮断の差(コントラスト)を高めた液晶。現在ではSTNを改良してさらにコントラストを高めたDSTN液晶が一般的。
DSTN
単純マトリックス方式のSTN液晶の一種。応答速度を高め、動画表示の機 能を向上させたHiアグレッシブと呼ばれるタイプもある。TFT液晶より表示性 能は劣るが、製造コストが安いため、携帯電話や小型の情報携帯端末で利 用されている。 シングルスキャン方式のSTN液晶では、上から下に向かって1行ずつ順次 電圧をかけていく。これに対してDSTNは、画面を上下に2分割して上下それ ぞれで上から下に向かって走査し、電圧を加える時間を約2倍にした。これ によりコントラストが改善されている。 DSTN液晶の表示性能を高める技術も登場している。光の映り込みを減ら して画面を見やすくしたDFパッシブ、信号波形のひずみに補正電圧をかけ て色ムラを減らしたシャープアドレッシング(シャープ)やスマートアドレッシ ング(鳥取三洋電機)、走査線を倍にしてコントラスト比を高めたマルチ・ライ ン・アドレッシング(オプトレックス)やメモリアドレッシング(シャープ)、液晶材 料などを改善して応答速度を高めたハイパフォーマンスアドレッシング(シャ ープや日立製作所、松下電器産業)がある。
スーパーホメオトロピック液晶
ガラス基板間に垂直にネマティック型液晶を配向(ホメオトロピック配向)させ,電圧に対して分子を寝かせた表示モードの液晶。視野角が広く,コントラストも高いことが特徴である。ただし,TN型液晶に比べて配向の安定性確保が難しく,大画面が作りにくい。一般に単純マトリクス方式で駆動される。現在、パチンコ向けの小型パネルとして、一つの地位を築きつつある。
TFT液晶に代表されるように、現在主流の表示モードであるTN型 液晶とは逆に,ガラス基板間に垂直にネマティック型液晶を配向 (ホメオトロピック配向)させ,電圧に対して分子を寝かせた表示 モードの液晶。視野角が広く,コントラストも高いことが特徴であ る。ただし,TN型液晶に比べて配向の安定性確保が難しく,大画 面が作りにくい。一般に単純マトリクス方式で駆動される。現在、 パチンコ向けの小型パネルとして、一つの地位を築きつつある。
アクティブマトリックス液晶
パソコン用の液晶ディスプレイとして広く使われているTFT液晶は、アクティブマトリックス液晶の一つである。
単純マトリクスで生じる走査電極間のクロストークを排除するた め,非選択時に関係のない信号を完全にカットするスイッチを各 画素に設けた液晶ディスプレイ。このスイッチをアクティブ・エレメ ント(素子)と呼び,この方式をアクティブ・マトリクスと呼ぶ。アクテ ィブ素子には,2端子(ダイオード)と3端子(トランジスタ)がある。 大きなガラス基板上に形成するため素子は薄膜化し,それぞれ 薄膜ダイオード,薄膜トランジスタ(TFT:thin‐film transistor)にな る。 薄膜ダイオード方式は,スイッチとして薄膜ダイオードを用 いる。パネル構造は上部に走査電極,下部に信号線と素子があ り,単純マトリクスとTFTパネルの中間的な構造になる。TFT方式 に比べて動作とそれに伴う素子への要求が複雑で,TFT方式並 みの性能確保は難しい。MIM(metal‐insulator‐metal)とアモーフ ァスSiダイオードがある。前者はセイコーエプソンなどが実用化し ている。後者はpn接合を直列あるいは並列にして双方向性を確 保する。欧州で実用化が始まっている。 TFT方式は,スイッチと してトランジスタを用いる。ガラス上にTFTを形成する。アモーファ スSiあるいは多結晶Siの薄膜が使われている。工程・構造は複雑 だが,スイッチ特性が高く,TN型液晶モードと組み合わせると高 画質が安定に実現できる。ノート・パソコン向けなどにシャープ, 東芝,NECなどが実用化している。 アクティブマトリックス液晶 active matrix liquid crystal 液晶の画素1ドットごとに電圧のオンオフを制御するスイッチを 持つ方式の液晶パネル。ノートパソコンや液晶テレビなどに使わ れている。 トランジスターを使うTFT液晶とダイオードを使うMIM液晶といっ た種類がある。単純マトリックスのDSTN液晶などと比べると、表 示が鮮明で見やすく、横からでも画面の表示内容が見えるほど 視野角が広い。応答速度もCRTディスプレイ並みに速いので、画 面をスクロールしたり、カーソルを動かした時に尾を引く現象がほ とんどないなど、優れた特徴を持つ。電圧をかけてから表示が変 化するまでの応答時間は20ミリ秒程度なので、動画の表示にも 向く。
TFT液晶
アクティブマトリックス液晶のひとつ。現在パソコン用の液晶ディ スプレイとしてはもっとも多く使われているタイプである。画面の 各ドットを薄膜トランジスターで制御する。CRTディスプレイより画 面のちらつきがなく、コントラスト、階調表示、応答速度の面でも そん色ない。放出する電磁波が少ないという利点もある。以前は 正面からでないと見にくいという欠点もあったが、現在では視野 角が上下左右±160度というCRT並みのTFT液晶も登場してい る。