Hexarthrius melchioritis (ヘクサルトリウス・メルキオーリティス)。メルキオリティスフタマタクワガタの和名を持つ。
当サイトでは、メルキオーリテスフタマタクワガタと表記する。
Hexarthrius melchioritis Séguy, 1954
メルキオーリテスフタマタクワガタ。
1954年、フランスの昆虫学者ウジェーヌ・セギー(Eugène Séguy, 1889-1988.6.1)が Hexarthrius melchioritis として記載した。
Revue Française d'Entomologie, Tome XXI, 1954, "Hexarthrius melchioritis n. sp.", pp. 269-270
Zoological Record, Volume 91
タイプ標本はビルマ(現在のミャンマー)カチン州で採取。
「melchioritis(メルキオーリテスの)」はメルキオーリテス(Melchiorites)への献名であり、属格へと変化させ melchioritis としたもの。
ミャンマー北部に分布。
オスは体全体にやや赤味を帯びる。
日本では2008年6月3日に植物防疫所が輸入規制無と判定した。
日本での生体輸入量は少なく、ミャンマーのサガイン管区産(2006年、2017年9月国内入荷)の個体が流通。