Hexarthrius howdeni (ヘクサルトリウス・ホーデニー)。ミンドロフタマタクワガタ、ホウデンフタマタクワガタの和名を持つ。
当サイトでは、ホーデンフタマタクワガタと表記する。
Hexarthrius howdeni de Lisle, 1972
ホーデンフタマタクワガタ。
1972年、フランスの昆虫学者メルシオール・オリヴィエ・ド・リール(Melchior Olivier de Lisle, 1908-1977.8.16)が Hexarthrius howdeni として記載した。
Nouvelle Revue d'Entomologie, Tome 2, 1972, "Description de trois coléoptères Lucanides nouveaux des îles Philippines", pp. 151-156
Zoological Record, Volume 109
タイプ標本は1954年5月13日にフィリピンの東ミンドロ州カラパン市サン・ルイスでデイヴィッド・タウンズ(David Towns)により採取された。
「howdeni(ホーデンの)」はタイプ標本の所有者で、カナダ昆虫学会会員であったカナダ人昆虫学者、ヘンリー・フラー・ホーデン博士(Dr. Henry Fuller Howden, 1925.8.19-2014.5.21)への献名であり、ラテン語の属格へと変化させ howdeni としたもの。
フィリピンのミンドロ島、ルソン島に分布。
島では局地的に生息しており、樹木からではなく地面を這っていて採集される個体が多い。