04/27:担当:日野
投稿日: 2012/04/20 8:40:42
◯来週のテキスト
渡辺裕 1997 『音楽機械劇場』 東京:新書館。 の11章。
◯参考テキスト
ベラミー「顧みれば」(1886) 月尾嘉男、浜野保樹、武邑光裕(編) 2001 『原典メディア環境 1851‐2000』 東京:東京大学出版会:117-123。
エジソン「フォノグラフとその未来」(1878) 月尾嘉男、浜野保樹、武邑光裕(編) 2001 『原典メディア環境 1851‐2000』 東京:東京大学出版会:81-88。
寺田寅彦「蓄音機」(1922) 安野光雅(あんのみつまさ)(ほか)編 1988 『機械のある世界 ちくま文学の森. 11』 東京:筑摩書房:393-413。
渡辺裕 1997 『音楽機械劇場』 東京:新書館。 の第9-11章
--以下、参考--------------------------------
◯第8章
◯録音・記録のための蓄音機:『Song Catcher〜歌追い人〜』(2000)
◯Percy Grainger - Free Music No. 1 (For Four Theremins) [1936]
◯第9章
◯自動ピアノ
◯Hüttel's Exhibition of Mechanical Musical Instruments - Markneukirchen, Germany
◯ベラミー『顧みれば』(1886)
◯エジソンのおしゃべり人形
「…いずれにしても今の蓄音機はまだ完全なものとは思われない。だれにでもいちばんに邪魔になるのはあのささらでこするような、またフライパンのたぎるような雑音である。あれを防ぐ目的で振動膜から発する音を長さ二十余尺あるいは四十余尺の幾度も折れ曲がった管の中を通過させて試験した人もある。そうすれば雑音の短い音波はかなり消却されるがそのかわり音が弱くなるのは免れ難いし、また同時に肝心の楽音の音色にもいくぶんかの変化を起こすのはやむを得ないようである。そのほかに驢馬(ろば)の耳の形をしたラッパを使った人もあるが、どれだけ有効であるかよくわからない。しかしこの雑音は送音管部のみならず盤や針や振動膜やすべての部分の研究改良によって除去し得ないほどの困難とは思われない。早晩そういう改良が外国のどこかで行なわれるだろうと予期される。…」
◯蓄音機コンサート(the Edison Concert Phonograph 1899)
◯Wax Cylinder(蝋管蓄音機)