2011年度秋学期:ミニマル・ミュージック

投稿日: 2012/02/06 14:10:43

「ミニマル・ミュージック」の代表的作曲家は、ラ・モンテ・ヤング、テリー・ライリー、スティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラスの四人です。授業ではスティーヴ・ライヒを取り上げます。

ミニマル・ミュージックは「ゲンダイオンガク」の中では一番聴きやすいものだし、You Tubeにけっこうあります。

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◯テリー・ライリー《In C》(1964)

◯コレオグラフィに使われるライヒ作品

◯”楽器を使わない西洋芸術音楽”、《Clapping Music》(1972)

こっちはリズムがずれていく(×変化していく)様子がよく分かります。

◯途中で ミニマル・アートに言及します。 Donald Judd, Untitled (Stack), 1967:ジャッドと言えば、という感じの作品です。

Donald Judd. Untitled (Stack). 1967

この後、けっこうヴァリエーションのある作品を作っていますが、あまり知られていません。

◯ドローン音楽とノイズにも言及します。

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◯語法

になるきっかけとなった「ミニマル・ミュージック」として、あるいはおそらくはグラスの本領が発揮されはじめた作品として、《浜辺のアインシュタイン》(1976)があります。

U B U W E B - Film & Video: Philip Glass & Robert Wilson - Einstein on the Beach: The Changing Image of Opera (1985)

決してその映像ではありませんが、これ、ちょっと面白いですね。

◯ミニマル・ミュージックは、リズムが一定なので(なものが多いので)リミックスしやすい

ゲンダイオンガクです。