帰化試験
更新:2024年12月
「外籍配偶歸化測試」について
台湾では外国籍配偶者が台湾に帰化するとき、「歸化取得我國國籍者基本語言能力及國民權利義務基本常識標準」に該当する証明の一つとして「外籍配偶歸化測試」という基本言語能力及び国民権利義務基本常識試験の合格証明書を提出することができます。
帰化試験の日程および詳細については、最寄りの戸政事務所にお問合せ下さい。(試験日程は各地で異なります。例えば、台北市の場合、戸政事務所の勤務時間内であれば、いつでも受験可)居住地以外でも受験可。
申込は、外僑居留証または永久居留証の正本を提示して、申込書、写真および費用500元を添えて、各戸政事務所で行います。
申請書は、以下の「帰化測試資訊專區」からダウンロードできます。
筆記試験か口頭試験のどちらかを申し込み時に選ぶ。
約250問のテスト予想問題が準備されており、そのうち20問が出題される。一問5点で100点満点。
配偶者の場合、合格ラインは60点です。(65歳以上の場合50点)
テスト時間は30分。
筆記試験は中国語で出題されます。
口頭試験を選択した場合のテストは一対一の問答方式で、中国語、台湾語、客家語、原住民語からひとつを選べます。
このテストの予想問題(約200問)は、
内政部:帰化測試資訊專區(筆記、口頭)からPDF版をダウンロードできます。
このテストの結果は半永久的に記録保存されるそうです。
今現在、帰化への具体的な予定がなくても早めに受験して合格しておけば、将来、実際に帰化の手続きを始めた時に他の資料の有効期限との兼ね合いを気にすることなく手続きに臨めるといったメリットがあります。
「外籍配偶歸化測試」を受けるほかに、(基本言語能力及び国民権利義務基本常識試験)の合格証明書のほかに、以下の二つのうちどちらかの証明がある場合、試験が免除されます。
(1)台湾国内の公私立の学校で一年以上就学した証明がある場合
(2)国内政府機関が開設した家庭への受講時間数または累積時間数が72時間以上であることの証明。