食品安全情報ネットワーク(FSIN)
食品安全情報ネットワーク(FSIN)は、食品の安全に関する必要な情報を収集し、科学的な立場からこれを検証し、自らも科学的根拠がある情報発信をすべく日々活動している、学識経験者、消費者、食品事業者、メディア関係者等の有志による横断的なネットワーク組織です。
FSINでは、報道等の記事について、科学的知見に基づいて誤りがないか、誤解を招く内容になっていないか検証を行い、公開する活動をスタートしました。
2023年8月9日
東洋経済ONLINE 2023年7月21日《平気で「スーパーの弁当」買う人が見過ごす事実 アスパルテームは幅広い食材に使われている》
総合評価:記事には誤った情報を根拠としている箇所があり、誤った結論を導いています。読者に誤解を与える記事です。
2020年2月20日
ビジネスジャーナル 2020年2月10日 《粉ミルクに遺伝子組み換え原料が氾濫...メディアが報じない乳業メーカーの闇》
総合評価:根拠を示すことなく、読者の不安を煽る記事です。
2019年11月9日
毎日新聞10月24日≪北九大、ソーセージを共同開発 トマトで無添加着色≫
総合評価:誤解を読者に与える記事です。
FSINでは、科学的な誤りがあったり、誤認を招きかねないなど問題のある報道があった場合に、その個別メディアに対して、どのような報道がなされるべきか一緒に検討することを呼びかけています。
2023年7月12日
ASAGEI BIZ《東大大学院教授が警鐘「日本で7200万人が餓死する!」(1)》への訂正要望を、7月12日付でAsagei Biz編集長宛にメール送信しました。
2023年2月11日
文藝春秋2月号《遺伝子組み換え食品の恐怖》に関する訂正要望を、2月11日付で文藝春秋編集長宛に郵送しました。
2022年5月25日
毎日新聞 丹波・丹後版《ふるさと納税返礼品にゲノム編集トラフグ》に関する要望と意見を、5月18日付で毎日新聞舞鶴支局長宛にメール送信しました。5月24日、毎日新聞京都支局長より回答をいただきましたので公開しています。
2022年5月19日
京都新聞 地方版《宮津市ふるさと納税返礼品 ゲノム編集魚採用に波紋》に関する要望と意見を、5月19日付で京都新聞編集局長宛にメール送信しました。
FSINでは、①科学的な誤りがあったり、誤認を招きかねないなど問題と思われる報道が各紙で繰り返された場合や、②まだ報道には至っていないけれども今後、問題報道が広がりかねないような情報をとらえた場合に、メディア一般に向けての情報提供を行っています。
2021年3月3日
「令和3年度 大学入学共通テスト(英語・リーディング)における問題文選定についての意見と要望」への大学入試センターからの回答、及びそれに対するFSINの考え方を公開しています。
追記:4月30日付で発行された「共通テスト過去問研究 英語」(教学社、いわゆる『赤本』)において、当該問題の解答に次のような注釈が入りました。
《 ※編集部注 なお、本出題については、日本食品添加物協会が見解を発表している(同協会のウェブサイト「協会はこう考えます」にアップされている)。》
日本食品添加物協会の見解はこちらからご覧いただけます。
2015年4月4日
「国際がん研究機関(IARC)による5つの有機リン系殺虫剤及び除草剤の評価について」を公開しました。
2013年12月9日
「フランスの研究グループによる「組み換えトウモロコシの毒性」に関する論文およびそれに関する報道について」に新しい情報を追記しました。