今回はまとめてしまいましたが、本来は腰の下の部分と腿の部分に分けるべきところです。パーツが別ですから。
でも、ここは冒険者にとっては本当はあまり重い防具をつけたくない部分なんです。何だかんだ言って冒険者の活動の大半は「歩くこと」であるということは前に書きましたね。ところが、この部分に重いものがぶら下がっていると歩くときに非常に邪魔になります。
ですが、ここも非常に狙われやすいところで、この部分を防護した鎧も非常に多く見られます、というか、ほとんどがここを守っている(絵の方もそうなってますね)。
胴の部分とは逆の現象ですね。省略したいけど歴史上はほぼ必ず防護している。してるけど省略したい。う~ん。
まあ、歩いていて気にならない人は、つけたらいいんじゃないんですか…程度に書いておきます。
但し、特に女性冒険者の方、防具がいらないからといって脚部の肌を露出させて歩くのは止めた方がいいです。森の中や深い茂みの中を歩くときに、と がった木の枝かなんかで切り傷はできる、虫やら草やらでかぶれる、強い日差しの下だとしみ・そばかすの原因になる、とてもじゃないけどお肌にいいとは思え ません。冒険者の敵はモンスターだけじゃないんですよ。
まあ、そんなところに行かず、日焼け止めも塗っておく(あれば、の話ですが…)というのならいいのかもしれませんが、森の中も歩けないような方がプロの冒険者を名乗れるんかいな、と思うのは私だけじゃないと思います。
防具とまでは言い切れないかもしれませんが、服というのも冒険者には重要な装備です。目先にとらわれて軽視しない方がいいと思います。基本的には、長袖長ズボンのものを着ておいて、首から上と手の部分以外は服で覆っておいた方がいいでしょう。