日本は少子化と人口減少に歯止めが利かず経済的にもしばらく深刻な困難な状況が続くのですが、北海道の未来を切り開く社会的なミッションを掲げるコープさっぽろが同様に停滞をしていたら始まらないのです。ただコープさっぽろが経営再建(1998年)スタート時にも絶大なる支援をいただいた「団塊の世代」の皆さんが74歳から77歳になり、最も人口の多い世代を構成していて、この子どもたちが「団塊ジュニア」と呼ばれ1973年前後生まれで人口のピークを作っています。5年刻みの人口構成グラフでは、この45歳から49歳の男子が505万人とやはりピークを作っています。驚いたことに現在の0歳から4歳までの男子の人口は245万人で、半分もいないという深刻な状況なのです。

 少年ジャンプを調べてみると1968年に読者の対象を小学校4、5年生として創刊したということで、当時の私が小学校4年生でしたので、少年ジャンプとともに生きてきた人生ということになります。そういえば「男一匹ガキ大将」「ど根性ガエル」「マジンガーZ」などが記憶に残っていますし、中学校のころはニュースで永井豪の「ハレンチ学園」がPTAともめていました。この少年ジャンプの最盛期が1993年の600万部超えで、私はこのころはすでに生協人になっていましたので、少年ジャンプの購読者は卒業していましたが「スラムダンク」「ドラゴンボール」「こち亀」などが大きなブームとなっていて子どもと一緒にテレビで見ていたことを思い出しました。さきほどの「団塊ジュニア」世代が高校を卒業するころが、少年ジャンプのピークであり、その後の日本の人口減少に合わせるように少年ジャンプの読者も減少し、現在は140万部というところまできています。人口の半減化と1980年代中盤からのファミコンの登場、ゲーム機の進化の影響を考えると、それでも「少年ジャンプ」はいまだに大健闘していると思いました。

 少年ジャンプを真面目に読んだら、だんだん頭が痛くなってきて私は正直、仕事するより疲れました。少年ジャンプの漫画の何が読者をひきつけているのかを考えながら、作品のテーマはなにか?とかストーリーの構成はどうなっているのか?とジャンル分け(層別)も考慮しつつ20本を超える連載漫画を読みこむ作業は、仕事改革発表会の講評より難しいと思いました。4週目で気づいたことは少年ジャンプが売れている最大の理由が、表紙の裏にある「読者アンケート」の作り方にこそ秘密が隠されていると実感しました。連載の改廃から新連載に対する詳細なアンケート項目など、大変よくできていて作り手である漫画家と編集者との軌道修正が絶えずこのアンケート結果で実施されているということだと実感しました。少年ジャンプから学ぶことは、「読者のニーズを事実として把握して誠実に反映させること」だと思いました。たかがアンケートされどアンケートです。コープさっぽろの多様な事業にも生かせる課題だと実感しました。ただ、漫画は分析することを前提に読むものではありません。素直な気持ちで頭をカラにして目で見て楽しむことが重要だとつくづく実感させられました。漫画を見て笑ったり、びっくりしたり、面白かったりして楽しい時間の提供があるから、そこに漫画が存在するのだと・・・・「少年ジャンプありがとう」