令和6年12月20日
2024年が終わりを迎えます。
校舎改修に伴い、登下校に利用する門の変更や、通学ルートを一部変更しました。この登校ルートにも子どもたちは慣れ、東門からの登下校は日常の姿として定着しています。落ち葉の舞う遊歩道を登校していく子どもたち。ランドセルを見送りながら、2学期の子どもたちの成長を振り返りました。日常の授業はもちろん、休み時間の友達との交流、体力づくりの活動、学校行事、課外活動、様々な場面で子どもたちが頑張る姿が光っていました。
2学期、各学年の校外学習、6年生の修学旅行がありました。それぞれの来訪先で生き生きと活動する子どもたちの姿が印象的でした。見学先では、子どもたちの意欲的な見学のようす、質問の質の高さに感心され、褒めてもらうこともありました。
12月の「人権週間」では、人権に関する授業を通して、友達や周りの人たちを尊重することの大切さについて学びを深めました。人権意識は、授業だけでなく、日々の生活の中で、友達との関わりや様々な経験を通して育まれていくものです。本校では、今後も、子どもたちが自分らしさを大切にし、互いを尊重し合いながら、安心して学校生活を送れるよう、様々な取り組みを行っていきます。
本校では「情報探究科」の授業を行っています。
これまで、学校では「総合的な学習の時間」の活動を通して、子どもたちが調べ学習を行い、壁新聞やリーフレットにまとめる活動を行ってきました。本校では「情報探究」の教科を設定してさらに一歩踏み込み、「誰に伝えるのか」を明確にし、その人に役立つ情報を届けることを目指しています。伝える媒体は従来のパンフレット・新聞等に加えて、ショートムービー・プレゼンテーション等を活用しています。
例えば、5年生の授業では、「女子大生向けのチョコレート料理」や「小さなお子さん連れのお母さんに役立つ遊びのブース」など、発表の対象を具体的に設定し、その人に合った情報を発信するよう指導しています。子どもたちは、相手の立場に立って考え、より効果的な伝え方を工夫する中で、情報収集力や表現力を高めています。
このような活動を通して、子どもたちは、単に情報をまとめるだけでなく、それを活用し、相手に伝えるという一連の流れを経験しています。この過程で、様々な情報を整理し、その間のつながりを考え、深い考察を行う力、「情報活用能力」が育まれていると感じています。
今学期の保護者の皆様のご理解とご協力に心から感謝申し上げます。3学期もどうぞよろしくお願いいたします。