※以下を主要講読部分とします。「第1章〜第3章の議論の全体」がとても重要なので、議論の骨組みの部分を飛び飛びに読む形です(グラフや表を含んで54ページ)。
ただし、正直にいうと、この抜粋部分だけ読むのだと骨組みだけになってしまい、その周辺にある興味深いデータや議論に触れることができません。分量は多いものの、全体(→右下のファイル、計167ページ)をざっとでも目を通すことを大いに薦めます。これはとても重要な本です。
第1章「始原のあふれる社会」より、pp.18〜30(狩猟採集民たちの暮らしぶり)
第2章「家族制生産様式―過少生産構造」pp.63-74(焼畑農耕民たちの「過少生産」)
第2章(同)pp. 98-109(使用のための生産、チャヤーノフの法則)
第3章「家族制生産様式―生産の強化」」pp. 133-140(「ビッグマン」の政治システムのもとでの生産の強化−データ)
第3章(同)pp.157-166(ビッグマンの政治システムのもとでの生産の強化−民族誌的背景)
※ファイルはこの下
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【参考2】英語原文を掲げます(下)。プレビューできないのですが、リンクをクリックすることで表示・ダウンロードできるはずです。
M. Sahlins, Stone Age Economics, chaps. 1-3.
【読書ノートの提出に関するお願い】(第4回より)
提出は当日午前8時まででお願いします。
コメント(疑問点を含む)については、「各自が(絞り込んで)3つまで」ということでお願いします。※ 授業では、私の本意としてはなるべく多くの人に発言してもらいたいのですが、コメントの数が多いため、場当たり的に進める感じになってしまっています。提出時刻を早めることで、私が質疑応答の部分をどう進めるかのプランを練る余裕はできるのですが、学生の皆さんの側でも、コメントの数があまりに多く、どこを読んだらいいのか分からなくなっている、という状況があることが分かりました。そこで、各自が上限3つまで、としたいと思います。なお、自分で「選外」としたコメント・感想・疑問も、授業内で触れることは構いません。
【参考1】第1章〜第3章の元ファイル(計167ページ)