II のpp.7-16: 「厚い記述」の概念+モロッコの事例
IIIのpp.18-22: 文化は心的なものではなく(←アメリカ文化人類学)、「公的」なものである(←後期ウィトゲンシュタイン)・・・ここは理解不十分でも良い(ベートーベンの四重奏曲の例が示唆的)。
Vのpp.30-33: 社会的対話の流れを書き記すこと
VIのpp.35-40: 村落「を」研究するのではなく、村落「において」研究する・・・重要
VIIのpp.42-47: 事例の中で一般化する・・・重要
VIIIのp.49とpp.51-52: 解釈人類学の対象(『文化の解釈』という論文集で何を解釈したか)・・・余裕があれば。
強調したいのはVIとVII。ギアツ個人の立場を超えて、人類学的営みの根本的特徴をうまく描写しています。
読書ノートの提出について2つお願いがあります。右を見てください。→
原文も掲載しておきます。
【読書ノートの提出に関するお願い】(第4回より)
提出は「当日午前8時まで」でお願いします。
コメント(疑問点を含む)については、「各自が(絞り込んで)3つまで」ということでお願いします。
※ 私の本意としては、授業ではなるべく多くの人に発言してもらいたいのですが、コメントの数が多いため、場当たり的に進める感じになってしまっています。提出時刻を早めることで、私が質疑応答の部分をどう進めるかのプランを練る余裕はできるのですが、学生の皆さんの側でも、コメントの数があまりに多く、どこを読んだらいいのか分からなくなっている、という状況があることが分かりました。そこで、各自が上限3つまで、としたいと思います。なお、自分で「選外」としたコメント・感想・疑問も、授業内で触れることは構いません。
参考:田辺繁治『生き方の人類学』第1章3「ウィトゲンシュタインの実践知」