仁川大学校
【交換留学】
1/8 就職活動体験報告開催!
【交換留学】
2025年2月~2025年7月
安藤 千紗(参加時3年生)
商学部 商学科
留学が始まる前にオンラインでレベル分けテストがあり、レベルごとに分けられたクラスで授業を受けました。私は3級のクラスで、人数が多かったためか2クラスに分けられました。私のクラスは10人程度で、フランス、中国、台湾、チェコから来た留学生がいました。
時間割は、火曜日12:00~14:00のマーケティング原論以外の月・火・金曜日の4つの授業が必修でした。
中間テストが1回、期末テストが1回と会話のテストがありました。
テストは普通に授業を受けていたら難しくないと思います。
また、私は必修の韓国語の授業以外に、「マーケティング原論」という専攻の授業も履修していました。マーケティング原論は全部で3人の先生が開講していましたが、留学生の履修登録期間にはすでに1人の先生の授業しか空きがなかったため、留学先で専攻の授業を取りたい人は、事前に取りたい授業を調べておくと良いと思います。
マーケティング原論の授業はすべて韓国語で進行され、受講者は約35人程度でした。課題は、PPTの提出と発表、好きな企業に関する報告書の作成があり、期末テストは記述式のテストでした。
韓国語の授業では、自分の性格や自分たちの国の気候についての語彙、作文の方法、会話などを学びました。マーケティング原論では、顧客情報管理システムやマーケティング・インテリジェンス・システムなどについて学びました。
仁川大学校には、食堂が4つあるほか、カフェやパン屋、とんかつ屋、郵便局、銀行、コンビニなど、さまざまな施設があり、とても便利です。休日にも、カフェやハンバーガー屋、宿舎の食堂が営業しているため、食事に困ることはありません。
私は1人部屋を申請し、第一寄宿舎のC棟に配属されました。寮内にはコンビニや食堂、ジムがあり、キッチンや洗濯機は共用でした。各部屋にはエアコン、バスルーム、トイレが完備されています。また、基本的に0時を過ぎると外出はできず、門限は午前2時まででした。
今年の学園祭は、5月7日から9日まで開催されました。サークルによる出店やキッチンカーが並び、UFOキャッチャーやプリクラ、お化け屋敷など、さまざまなコーナーが設けられていました。韓国の大学祭の目玉であるアーティストのライブには、今年はN.Flying、PSY、KiiiKiiiなどのアーティストが出演しました。朝からリストバンドを受け取り、夕方に会場へ入場すれば、ステージの最前列に入ることもでき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
私が休日や放課後をどのように過ごしていたかについて、主に3つに分けて紹介します。
まず1つ目は、旅行です。今回の留学期間中に、水原、済州島、釜山、大邱を訪れました。韓国の国内線は土日でも料金が安く、ホテルも日本よりも手頃な価格のため、気軽に国内旅行を楽しむことができます。
2つ目は、友達とカフェ巡りをしたり、ソウルで遊んだりすることです。仁川からソウルは近く、仁川市内にも富平という、ホンデのような繁華街があります。可愛らしいカフェがたくさんあるため、毎週のように友達とカフェ巡りをしたり、ソウルや富平まで遊びに行っていました。
3つ目は、韓国アイドルのコンサートやイベントに積極的に参加していたことです。私は韓国アイドルが好きなので、時間が合えばコンサートや推しのイベントに足を運んでいました。もちろん、留学の目的は勉学なので勉強が最優先ですが、たまにライブに行ったり推しに会いに行ったりすることで、良い気分転換になっていました。また、仁川大学には時々アーティストがゲリラライブをしに来ることもあるので、要チェックです。
・ 航空券 3万円
・ 寮費 2万円
・ 食費 20万円
・ 教材費 1万円
・ 交通費 3万円
・ 娯楽費 10万円
・ コンサート 3万円
・ SIM 1万5千円
・ 旅費 3万円
・ その他 10万円
➡ 合計 約56.5万円
留学を通していくつか「こうしていてよかったな」「こうすればよかったな」と思ったことがあるのでまとめます。
まず1つ目は、MTやサークルの入り方についてです。私は日本人がいない経営学部に入ったため、各イベントの情報が回ってこず、もともとの知り合いの韓国人の学生に連絡を取ってもらったり、自分でインスタグラムから幹部に連絡をしたりしなければならず大変でした。学生などのインスタアカウントをあらかじめ把握しておくといいと思います。
2つ目は、お金についてです。韓国は日本よりもキャッシュレス化が進み、現金のやり取りはほぼありません。日本人同士でも韓国人とでもお金を分けて払う際に、口座に送金可能なNAMANEやWOWPASSがあると便利です。
3つ目に、友達の作り方です。私は日韓サークルに入部していたのですが、日本人は日本人で、韓国人は韓国人で固まっており、「これではだめだ」と考えて、専攻の授業で積極的に韓国人に話しかけて、たくさん友達を作りました。待っていても友達はできないので、自分から話しかけることでたくさん友達ができて、毎日楽しく過ごせました。ぜひ積極的に話しかけてみてください!
私は、1年生の夏に参加した短期のセミナーで仁川大学を訪れた際に、大学自体の雰囲気や松島の雰囲気をとても気に入って、仁川大学でもう一度勉強をしたいと考えて仁川大学に留学することを決めました。留学で得られたことは、行動力とコミュニケーション能力です。自分から進んで友達を作りに行ったり、いろんな人に話しかけたり、失敗を恐れずに専攻の授業に挑戦したりしたことによって、これらの力が身についたと思います。
私は留学に行ってから、もっと外国語を使って仕事をしたり、交流関係を広げたりしたいなと感じるようになりました。今後は、韓国語を使って何か人のためになる活動に挑戦していきたいです。
あっという間の約5か月で、毎日毎日が新鮮で楽しかったです。勉強もしっかりしなくてはならず大変でしたが、韓国人だけでなく日本人や中国人など、たくさんの友達を作り、空き時間に寮に籠るのではなく、ほぼ毎日出かけて、短い期間で精一杯楽しみました。
私は、韓国人の友達を作ると楽しさが倍になると考えているので、ぜひ専攻の授業やサークルなどで自分から声をかけて仲良くなってください! みんな親切で、日本語に関係のない学科の学生でも日本が好きな人ばかりですし、会話をすることで韓国語の能力がぐんと伸びるので、「韓国語はまだまだ下手だな」と思っても、失敗を恐れずに会話をしてみてほしいです。
留学に迷っている人がいたら、絶対に行ってほしいですし、先輩たちからサポートしていただいた分、私もサポートしたいと思っているので、ぜひ気軽に質問や相談などしてください!
※本資料の閲覧にはalphaアカウントでのログインが必要です