イギリス・カンタベリーセミナー
【海外セミナー】
1/8 就職活動体験報告開催!
【海外セミナー】
カンタベリーは、イギリス南東部のケント州に位置する歴史的に有名で重要な街の一つです。そのため、観光地としても知られ、週末には国内外から多くの観光客が訪れ賑わっています。また、周辺には2つの大きな大学があり、学生の街としても知られています。
カンタベリーの立地は非常に良く、西にはロンドン、東にはドーバーという有名な街があり、その間に位置しています。アクセスも抜群で、非常に便利です。
カンタベリークライストチャーチ大学(通称CCCU)はカンタベリーの中心街から2,3分の場所に位置しており、多数の学生が医療、スポーツ、教育などのそれぞれの専門分野で勉学に励んでいます。留学生が多いのも一つの特徴であり、数多くのコミュニティが存在しています。きれいな校舎やたくさんの複合施設に加え、歴史的な建物が敷地内に残っています。
授業は月曜日から金曜日まで週5日あり、月曜日から木曜日は計3コマ、金曜日は計2コマあります。1限は9時から10時30分、2限は11時から12時30分、3限は13時30分から15時までで、1コマ90分の授業です。そして授業の形態は大きく分けて2つに分かれています。
〈IFP students+GE students〉
私たちのコースはGE(General English)コースですが、よりアカデミックな英語を学ぶIFP(International Foundation Program)生と一緒に受ける授業もあります。その授業では、主にプレゼンテーション、ディスカッション、英語文献などをアカデミックな視点からアプローチして学びます。実践的な活動として、生徒や教師の前でプレゼンテーションや自分の意見を英語で発表する機会があり、さまざまなスキルを鍛えることができます。
〈GE students (+α)〉
これらの授業は基本的にGE(General English)コースの生徒だけで受けますが、たまに他のコースの生徒と一緒に受けることもあります。授業の内容は様々で、それぞれの授業で4技能に特化した内容を学ぶことができます。カジュアルな雰囲気の中で、本場の英語を学べる点が魅力です。
〈GE+IFP+α〉
イギリスの教育制度や雇用、健康問題、住宅問題、多様性、政治、経済、法律といったトピックについて概要を学んだあと、自国と比較して意見交換を行います。この授業でもプレゼンテーションを行いました。
特別授業として、環境問題がテーマのセミナーに参加したときの様子です。GEで学んだ内容をより深く理解することができました。
英語で劇、映画やユーチューブを見てディクテーション、トピックについて英語で議論、文法、発音の仕方、記事を精読 etc
【クラス構成について】
私が留学した際のGEクラスの構成は、日本人が8人で、イタリア、スペイン、トルコ、インドネシアからそれぞれ1人ずつ参加していました。また、IFPの生徒はパキスタンとバングラデシュ出身の人が過半数を占め、他にはベトナムとケニアからそれぞれ1名ずつが参加していました。たまに一緒に授業を受ける「プラスα」の生徒には、中国人が4人、日本人が2人いました。クラスの中で日本人が多い傾向にありますが、日本以外の国から来た生徒も多く、そのような生徒たちとグループワークを通して仲良くなることができます。
【休憩時間】
1限と2限の間には30分間の休憩時間があります。過ごし方は自由ですが、私の場合はクラスメートと一緒に大学内のStudents' Unionという建物に行き、無料のコーヒーを飲みながら楽しく会話をしていました。そこにはクレーンゲームやトランプ、ジェンガなどもあり、30分の休憩時間をみんなと楽しむことができます。
Students‘ Unionの建物
実際の様子(コーヒータイム)
【昼食】
昼食は基本的に大学内のフードコートで食べていました。学食を利用する場合、最低でも約3~4ポンド(700円)かかるため、事前にスーパーマーケットで買ったサンドイッチや、日本から持参したレンジで温めるお米などを主に食べていました。また、たまに友達と街に出てレストランでランチを楽しむこともありました。しかし、レストランは学食よりもさらに高価なので、毎週行くのはおすすめしません。
【放課後】
放課後は授業の課題に取り組んだり、アクティビティに参加したり、街でショッピングやカフェ巡りなどをして過ごしました。
・学校に併設されているジムでトレーニング
週に2~3回のペースで友達と一緒にジムに通っていました。このジムは、ファーストイヤーの学生なら誰でも無料で利用でき、さらにヨガやダンスのセッションにも無料で参加できるので、運動不足解消や友達作りの場として通っていました。
・ラウンジで過ごす
学校から少し離れたところに「ラウンジ」と呼ばれる大学所有のバーがあります。そこでビリヤードや卓球、ダーツ、テレビゲームなども楽しむことができます。私の場合、そこでビリヤードと卓球に夢中になり、放課後はほぼ毎日のように通っていました。初対面の人とビリヤードをしたりして、仲良くなることもありました。
ロンドンのイルミネーション
サッカー観戦
サッカー観戦
このセミナーの滞在形態はホームステイとなっております。そして、朝と夜の食事はホストファミリーが準備してくれます。
(家族構成)ホストマザーのみ
(場所) 大学から徒歩15分
(ハウスルール)
・門限は基本的になし
・ディナーは一緒に食べるので何時に食べたいかをWhatsAppで毎日連絡
・友達と外食をする場合には連絡必須
・シャワーは基本的にいつでも使用可能で時間制限なし
・ボディーソープは常備してあり、それ以外は自分で調達
・洗濯日は不定期で、洗濯物を洗濯袋に入れ一階に持って降りる(週2~3回)
・バスタオルやドライヤーはホストファミリー宅の物を使用
・共同の冷蔵庫があり、朝食用の食パンやジュース、牛乳などを入れていた
(部屋)
机(1)、椅子(1)、ベッド(1)、クローゼット(1)、タンス(1)
(食事)
・朝食はトーストした食パンにジャムを塗って牛乳と一緒に食べていました。無くなり次第ホストマザーが調達してくれます。
・夕食は19時、20時からホストマザーと一緒に食べます。(食べたい時間を毎日連絡)メインの料理と合わせてデサートが毎日出されました。魚のフライやポークチョップ、時にはご飯やパスタなどが出ることもありました。野菜が多めでとても健康的でした。イギリスの家庭的な料理を体験することが出来るのはホームステイならではです!!
お土産には、100円ショップで買った扇子や折り紙、ドン・キホーテで買ったお菓子や雑貨などを選びました。その中で一番気に入ってくれたお土産は、抹茶味のキットカットとワサビ味のおつまみでした。また、夕食前には少し時間があったので、持ってきた折り紙で鶴を折ってプレゼントしました。さらに、レゴブロックで作った宮島のジオラマもプレゼントしました。
イギリスではハローキティやポケモンなどの日本のポップカルチャーがとても人気なので、もしホストファミリーに子どもがいるのならそれ関連のグッズを持っていくと喜ばれるかもしれません。
イギリス留学を考えている人にとって、懸念点の一つはやはり金銭面でしょう。イギリスの物価は日本に比べて約2倍高いと言われています。さらに、円安が進行すれば、さらに物価が上昇する可能性もあります。そのため、留学を予定している人には、留学前にできるだけ多くの資金を口座に入れておくことをお勧めします。私の場合(6週間の留学)、約35万円を口座に入れておきました。結果としては足りましたが、節約してこれなので、イギリスを満喫したい、ヨーロッパ旅行に行きたい人はもっと必要です。
イギリスでの支払い方法は、ほとんどの場所でキャッシュレスが主流です。現金で支払える店もありますが、キャッシュレス対応の店の方が圧倒的に多いため、クレジットカードを最低でも2枚(VisaとMasterCard)持って行くことをお勧めします。その際は、限度額の確認や海外利用手数料の確認を必ず行っておきましょう。
私の場合、現金は£10紙幣を6枚、合計£60持参しましたが、実際には全然足りたので、大量に持っていく必要はありません。ただし、万が一に備えて、このくらいの金額は持っていくことをお勧めします。また、£50のような高額紙幣は多くのお店で受け付けてもらえないことがあるため、£10紙幣を用意して持参することをお勧めします。
イギリスは物価がとても高く外食をするととてもお金がかかってしまうので、少しでも食費を浮かせるために、スーパーにmeal dealといってサンドイッチ、フルーツ、ドリンクが800円くらいで買えるものを活用していました。衣服はprimarkという安く衣服を買えるお店があるのでそこで買ったりしていました。
イギリスは9月から冬並みに寒く、特に朝は冷え込むので、アウターやヒートテックは必須です。また、常に曇っており、雨がシトシトと降ってはすぐに止むといったことがよくありますので、折りたたみ傘も絶対に持って行ってください。
街中を歩くとホームレスをよく見かけ、見知らぬ人にお金をせがまれることがあります。そのような人とは絶対に目を合わせず、丁寧に断るようにしましょう。しかし、治安は思っていた以上に安全なので、事故に巻き込まれることはほとんどないと思います。
留学生活が進むにつれ、イギリスの生活に慣れ、金銭感覚がマヒしてくると思います。その際はお金を使いすぎないようくれぐれも気を付けてください。
カンタベリーセミナーでは、他のセミナーとは異なり、アクティビティなどには自分から申し込んで参加しなければなりません。待っていても何も得ることはできません。そのため交流を深めたり、イギリスの文化を体験したい場合は、自分から積極的に動いて参加する必要があります。最初は慣れない土地で緊張するかもしれませんが、勇気を出して参加してみてください。きっと楽しい時間を過ごすことができると思います。
英語を話す際には、自分の思った通りに伝えられなかったり、相手の言っていることが聞き取れなかったりと、さまざまな困難に直面することがあると思います。しかし、安心してください。たとえ伝えられなくても、言いたかった表現や単語を検索して次に生かすことができます。また、聞き取れなかった場合でも、相手はもう一度ゆっくり話してくれるので大丈夫です。失敗を恐れずに受け入れてください。
留学を決断するには、金銭面をはじめ、様々な理由で勇気がいると思います。しかし、そのお金以上に留学で得られるものはたくさんあります。英語のスキル向上はもちろん、自己管理能力の向上や、さまざまな人とのコミュニケーションを通じて、価値観を広げることができ、自分を大きく成長させることができます。また、社会人になると留学の機会はほとんどないため、悩んでいる方はぜひチャレンジしてみてください。今の自分に投資する最後チャンスです!!