1/8 就職活動体験報告開催!
授業のクラスは渡航前のプレイスメントテストで6つのレベルの中から決まります。下のレベルからBasic1、Basic2、 Intermediate1、 Intermediate2、 Advanced1、 Advanced2があります。Basic1からIntermediate2クラスまでは「Listening & Speaking」「Reading & Writing」「Communication」クラスがあります。「Listening & Speaking」「Reading & Writing」は毎日あり、「Communication」クラスは週に2回あります。Advanced1と2のクラスではCommunicationクラスの代わりにBusinessかEngineeringのクラスが選べます。1セメスターが約8週間あり、そのセメスターの3つの全てのクラスで70%以上の成績を取得すれば次のセメスターで次のレベルに上がることができます。クラスにはサウジアラビア、メキシコ、台湾、イタリア、中国、韓国など様々な国からの生徒がいます。
「Listening & Speaking」クラスでは、Listening問題を解いたり、プレゼンテーションがあります。プレゼンテーションは1セメスターにつき3回ほどあり、個人で行うものもあれば、グループで行うものもあります。最初はとても緊張しましたが、だんだんと慣れて最後のほうは楽しんで実施することができました。そして小テストのようなものが4回ほどあり、期末テストもあります。
「Reading & Writing」クラスではReading問題を解いたり、英文の書き方を学んだりしました。このクラスでも小テストのようなものが4回あり、期末テストもあります。Writingテストではその場でトピックが分かり、そのトピックについてイントロダクション、ボディーパラグラフ3つ、コンクルージョンの構成で25文以上書かないといけなかったのでとても大変でした。
「Communication」クラスでは、グループであるtopicについて話し合ったり、ハロウィンやサンクスギビング、クリスマスなどのイベント前ではお菓子を食べながらそのイベントについての問題をグループ対決で勝負したりしてとても楽しかったです。
「Business」のクラスでは全ての授業を通してグループで架空の会社を経営する計画を立てて、最後の授業でクラスの前で発表しました。そのほかには英文での履歴書の書き方や、就職における採用面接の練習をしました。
クラスメイトとの写真
毎週様々なサービスラーニングが用意されており、各自時間がある際に興味のあるイベントを選ぶようなシステムでした。事前に登録が必要なイベントもあれば、登録が不必要で、誰でも何人でも参加できるようなイベントもありました。大学内であるサービスラーニングよりも、大学外であるサービスラーニングの方が多かったです。家を出る時間から家に帰る時間までがサービスラーニングの時間として認められました。サービスラーニングの主な内容としては、ハロウィンのイベントで幼児の顔にペイントをするお手伝いやマラソン大会、日本庭園でのイベント運営、老人ホームでお年寄りの方との交流、貧困な子どもたちへ届ける食料のパッキング、グローバルラウンチへ入学する新入生のお手伝いなど様々な種類のサービスラーニングがありました。
毎週たくさんの種類のサービスラーニングが用意されており、自分の隙間時間に自分の興味のあるサービスラーニングを選びました。初めて行ったサービスラーニングは、「Changemakers: Make a Difference」というイベントであり、3つの種類から自分が興味のあるものを選ぶ形式でした。このイベントには事前の登録が不必要であり、誰でも参加できるイベントで、街の掃除、車の掃除、保育園でのお手伝いの中から私は保育園でのお手伝いを選びました。ハロウィンが近かった為、保育園でハロウィンのイベントが開催されており、子どもたちにフェイスペインティングのお手伝いをするイベントでした。このイベントを通じて、アメリカと日本のハロウィンの規模の違いを肌で感じることができました。次に行ったサービスラーニングは、「Head For the Cure 5k」というイベントであり、マラソン大会の運営のお手伝いをする内容でしたが、このイベントも事前の登録が不必要であり、誰でも参加できるイベントでした。また、マラソンに出場する方達も事前の登録が不必要であり、若者から高齢者まで多くの方がマラソンに出場していました。そんな方々たちに声援を送ったり、完走した方にお水を配ったり、景品を配ったりするお手伝いをしました。次に参加したサービスラーニングは、「Japanese Friendship Garden」でのイベント運営のお手伝いで、来場者に日本庭園の案内や説明をしました。日本庭園にいると本当に日本にいるような気分になり、外国人の方に少しでも日本の魅力を知ってもらえる良い機会だと感じました。日本庭園に来てくださるお客さんは、日本に興味がある方、また日本のことが好きな方ばかりで、案内や説明を通じてお客さんとの良いコミュニケーションを取ることができたと思います。世界には日本を好きでいてくださる方がたくさんいるのだと実感し、とても嬉しい気持ちになりました。次に参加したサービスラーニングは、「Friendship Village」でのお年寄りとの交流イベントで、高齢者の方とお話をしたり、風船で遊んだりしました。たとえ国籍や年齢が違っても、コミュニケーションを取ることができ、さらに私たちが行くととても嬉しそうにしてくださり、おじいちゃんやおばあちゃんの優しさを感じることができたと思います。普段関わる機会が少ない世代の方とのコミュニケーションを取ることができ、また入居者や施設の介護職員の方などから感謝されることで、人の役に立つことへのやりがいや、生きがいを感じた。他にもたくさんのサービスラーニングに参加し、たくさんの人と交流することができました。家を出る時間から家に帰る時間までがサービスラーニングの時間として認められた為あっという間に90時間を達成することができました。サービスラーニングを通じて、多くの方と国境を越えたコミュニケーションを取ることができ、とても良い経験ができたと感じました。
ハロウィンイベントの様子
Japanese Friendship Gardenでの様子
Head For the Cure 5k
<家族構成>
私のホストファミリーは、ご夫婦でした。ホストマザーはとても多趣味で賑やかな方でした。ホストファザーはとても静かで優しい方でした。サンクスギビングやクリスマスなどのイベント時は、娘や孫も来てパーティーに参加しました。また、孫は時々泊まりに来ることがあり、一緒に過ごすことも多かったです。犬や鶏も飼っており、とても賑やかな家でした。
<食事>
私の家では、アメリカ料理に限らず、メキシコ料理や韓国料理など、色んな食事を作ってくれました。家にもよりますが私の家では基本的に外食はなく、ホストマザーの手料理が多かったです。時間がある時はマザーの料理のお手伝いを行い、料理を通して仲良くなることができたと思います。どれもとても美味しかったです。
<アクティビティ>
私のホストファミリーは時間がある時にセドナやキャニオンレイクなど、アリゾナの様々な観光地へ連れて行ってくれました。週末には買い物についていくこともよくありました。また、帰国前には友人を招いてホームパーティーを開き、とても良い思い出となりました。休みの日にはマザーの友達の家に遊びに行ったり、映画を観たり、お菓子を作ったりすることもありました。
ホストファミリーと
movie night
<気候について>
アリゾナは10月でもとても暑く気温は40度近くあります。日本の夏とは違い日差しが強く乾燥しています。冬でも10度以上あり日本と比べ暖かいです。夏、冬共に雨もあまり降りません。
<通学について>
通学の仕方はホームステイ先の場所によって異なりますが、Orbitという無料バスの圏内なら無料で乗り降りできます。U-passという半年155ドルかかる定期を買うことで普通バス、路面電車を利用できるので、Uberなどを使わず安く移動したい人にオススメです!
<お金について>
現地で使うお金については本当に人によって様々ですが最低でも40万円あればロサンゼルスやサンフランシスコなどアリゾナから近い場所に旅行できます。円安や物価高騰によりすぐにクレジットカードの利用可能額に達してしまう可能性や紛失してしまう可能性がある為、クレジットカードは2枚以上持って行くことをお勧めします。またApple Payなどにカードを入れておくことでUberや飲食店での決済をスムーズにできます。アメリカに行く際には800ドル以上持っておいた方が安心できます。
<アプリについて>
現地でよく使うアプリはGoogle maps,Uber,Lyftの3つです。Google mapsはバスの時刻やアクセス情報を詳しく教えてくれるためとても使えるアプリです。UberとLyftはどちらも移動アプリで大人数で遊びに行く時や旅行に行く時に使います。Uberの方がLyftより安い時やLyftの方がUberより安い時があるので、どちらもインストールして見比べて利用するのがいいと思います。
Orbit bus
現地では英語学習者と触れ合う機会が多く、アジア圏やアラブの人など、様々な人と関わることができます。一方、アメリカ人と触れ合うには外部のクラブなどに自ら参加する必要があります。実際に外部のイベントに積極的に参加したことで、アメリカ人とのコミュニティを作ることができました。また、ASUのキャンパスやテンピの街はとても広く、Google MAPは必須です。スマホは使う機会がとても多いので、ギガは余裕を持っておきましょう。私たちは留学を通して様々な生き方をしている人に出会い、人生の選択肢が広がり、この留学で新たな道に進むきっかけになりました。色んなアイデンティティを持った人と話すことで世界のニュースなども身近に感じられるようになり、意識や価値観に大きな変化があったので、参加して本当に良かったと感じています。不安もあると思いますが、アリゾナの人はみんなとても優しく、必ず助けてくれます。一生に残る良い経験になることに間違いないので、ぜひ頑張ってみてください!
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