フランス・リヨンセミナー
【海外セミナー】
1/8 就職活動体験報告開催!
【海外セミナー】
渡航前にプレイスメントテストがあり、それを基にクラス分けが行われました。
私たちは、A1-2のクラスに配属されました。クラスは約20人で構成され、クラスメートは韓国、日本、ぺルー、アイルランドなど様々な国籍の学生が集まっていました。
授業は月曜日から金曜日の週 5 日、午前8:00~12:00です。そのうち10:00~10:30の休憩時間がありました。
授業は大学 1 年次に初修外国語で習った基本的な内容を学びました。主な授業範囲は、挨拶、名詞の性数、動詞の直説法現在、命令形、過去分詞、複合過去などです。授業は先生が用意したプリントに沿って行われ、スライドやプリントの文章読解やオーディオの聴解を行いました。
授業中には、先生からの質問に答えるだけでなく、ペアワークやグループワークで一緒に考え発表をしたり、授業で扱われるトピックについて、習った文法や語彙を使いながら自分の意見を発言したりする機会も多くありました。
これにより、他国の学生たちと協力しながら学ぶことができ、グループワークを通じて親しくなることができました。また、スマートフォンを使ったアクティビティもありました。語彙や文法などをクイズ形式で学ぶので、楽しみながら学習をすることができ、特にリスニングや発音の向上に役立ちました。
プログラム中間では、二人一組での発表があり、事前にプレゼンテーション用の資料を作成しました。
発表内容は、自分の国の料理について、食材や調理方法を紹介するものでした。最後の授業では確認テストがあり、Reading・Listening・Writing・Speakingの4 つのテストがありました。
授業は主にフランス語で進められ、先生の話すスピードは最初かなり速かったので、最初は授業についていけるか不安でした。しかし、次第に耳が慣れ、理解できるようになっていきました。分からないことがあれば、すぐに質問することが大切です。先生は授業中でも放課後でも丁寧に答えてくださいます。ただ、難しめの単語やトピックを説明する際はできるだけフランス語を使って説明されることが多く、英語はほとんど使用されませんでした。難しい部分があっても、焦らずに聞き取れるように工夫していくことが重要だと感じました。
部屋
寮はリヨンカトリック大学からバスで10分です。部屋は一人部屋で、シャワー室とトイレ、ベッド、ヒーター、机、クローゼット、棚があります。寝具は貸してくれるため用意しなくても大丈夫です。タオルやシャンプー、ボディーソープ、ハンガーなどは無いため各自で用意する必要があります。トイレットペーパーは1ロールありましたが足りない場合があるので自分で持ってきてお いても良いと思います。
食事や洗濯
寮から食事は準備されないため自分で用意する必要があります。共同キッチンがあり自炊することも出来ます。キッチンに電子レンジがあり冷凍食品を買ってきて温めることも出来ます。洗濯は寮内にあるコインランドリーを使用します。クレジットカードで支払うことが出来ます。(乾燥機能もあり)
午前中で授業が終わるので午後はカフェや博物館、美術館などそれぞれ興味がある場所に行きました。日本には中々ない大きな教会があったりとヨーロッパの文化や歴史にしっかりと触れることが出来ます。リヨンは街並みが綺麗なので散歩だけするのもおすすめです。
休日は違う都市を訪れてみたり、蚤の市に行ったりしました。ヨーロッパにはTGVという列車がありそれに乗って違う都市に出かけれます。パリに2泊3日で行った学生やアヴィニョンに日帰りで行った学生もいました。学校の寮から電車で1時間くらいのリヨンで1番大きな蚤の市に行きヨーロッパの家具や絵画、雑貨などを見て回りました。
フランスは歴史のある建築物が多く、ヨーロッパの中でも特に建築文化が盛んな国だといわれています。そのため、リヨンを散策していた際にたくさんの歴史的建造物を見つけま した。旧市街もそのうちの一つです。旧市街はリヨンにある16世紀ルネサンスの時代の街並みの残っているエリアです。旧市街では現代的な店舗もいくつか存在していましたが、ルネサンス時代の街並みと共存していました。旧市街は現代の建造物の派手な色彩や装飾品が少なかったためなどもあり古風な街並みを壊さずにいられていることからフランスでは様々な工夫で街並みを保護していることがわかりました。フランスの文化や価値観を理解するためには建築は必要不可欠なものであるため、歴史的建造物と現代の建造物が共存できる都市景観が形成されていました。
1.日頃の食事
完全個別の寮だったので自分でお金や食のバランスを考えて過ごす必要がありました。物価が高いので予算は多めに考えておく必要があります。レストランで食べると18€~25€ほどで、日本円で3,400円は一食でかかりました。
2.リヨン料理
リヨンは美食の街と言われており、ミシュランの星を持っているレストランも数多くあります。リヨンは内臓料理や豚肉料理が有名です。レストランではバケットが出てきます。その後デザートを頼む文化もありました。とても濃厚なのでかなり満足感がありました。最後のお別れ会ではリヨンの名物がたくさん出ました。中でもプラリネブリオッシュというケーキのようなスイーツは甘ったるくなく美味しかったです。
3.カフェやパン
フランスではパン屋やカフェが数多くあります。老若男女問わず利用している人が多かっ たです。ホットチョコレートがどこのカフェにも大体あったので、飲み比べをしました。デザートの種類も多くたくさん迷いました。また、パン屋さんも味も価格も種類も違うので、自分のお気に入りのパン屋さんを見つけることができます。店舗数が多く利用者も幅広いため、気軽に立ち寄ることができます。
4.チョコレート
リヨンには有名なショコラティエがあり何店か行きました。その中でもオススメなものがベルナシオンとweissです。ベルナシオンはカフェとショップが隣接していました。味は濃厚で高級チョコレートですが、今までで1番美味しく、また行きたいと思います。パレ・ドールという種類のチョコを何個も購入しました。田中みなみさんのおすすめでもあります。weissのチョコレートも安くはなかったですが、お店の方はみんな親切で変わったフレ ーバーもありました。私はここで80%カカオのタブレットを購入しました。
課外活動は全て事前申し込み制です。毎週何かのアクティビティが開催されていました。一部お金がかかるものもありますが、ほぼ全て無料で参加できます。放課後や、土日など様々な時間帯で用意されていました。
Le petit déjeuner
授業初日、留学生同士で朝ご飯を食べる時間がありました。クロワッサンやパンオショコラ、ジュース類などの軽食が準備 されており、初めて会った留学生と話す機会になりました。
Musée des Beaux-Arts de Lyon
フランス国内でも規模の大きな美術館である、リヨン美術館に行きました。古代エジプトやギリシャ、イタリアなど幅広い作品が展示されており、見ていてとても楽しかったです。絵やフランスの美術、歴史が好きな人はぜひ行ってみてください!ここでは、美術館の方の解説を聞きながら絵を見て回りました。無料でお菓子やコーヒーもいただきました。とても広い美術館なので、アクティビティ以外でもう一度行ってみると、ゆっくり見れると思います。
・日本食、お茶
味の濃いフランス料理ばかりだと、日本食が必ず食べたくなります!レンジなどで簡単に調理できるものや、お茶のティーパックを持っていくのがおすすめです。日本食スーパーがリヨン市内にありますが、現地で買うと高いです…!
・ハンガー、トイレットペーパーなどの生活必需品
洗濯物を干すため、衣服を綺麗に保つためにも多めにあった方が便利です。(5~6 本ほど)
・胃薬、風邪薬など常備薬
食文化が日本と比べて全く違うので、慣れない料理を食べて急に体調を崩すこともあります。特に慣れない環境だと何かあったときに不安になりがちなので、準備しておくと心強いです!
・日記、カメラなど記録できるもの
毎日の出来事や感じたことを少しでも留学中に記録しておくと、後で見返したときに自分の成長を振り返ることができると思います。帰国後に報告書を書く際の材料にもなるので、写真もたくさん撮っておきましょう!
・英語、フランス語を事前にある程度勉強しておく
渡航前にフランス語での買い物やレストランでの注文、公共機関で使う基本的なフレー ズなど簡単なやり取りを頭に入れておくと、現地での会話がよりスムーズに楽しめます。フランス語が主な言語ですが、店員さんが英語を話すこともあるので、全く分からないよりは、少しでも事前に勉強しておくとさらにコミュニケーションの幅が広がると思います。
3週間という期間はリヨンやフランスを知り尽くすには短すぎるため、自分が興味のあることが何かなどの自己理解を深め、計画的に行動するべきです。
留学を決断するのには、勇気がいるし、たくさんの不安があると思います。しかし、実際にリヨンでの3週間での生活を経験したことで、それらの不安も全て自分の成長のきっかけになったと感じています。このセミナー中は、自分で考え、行動する場面も多かったことで、決断力やチャレンジ精神が身についたと感じます。また、フランス語での注文や会話などの小さな挑戦を積み重ねていくうちに、それが自信へとつながりました。最初は緊張してうまく伝えられなかったり、聞き取れなかったりした会話も、回数を重ねていくことで、だんだん理解し、楽しめるようになりました。どんなに小さなことでも、失敗を恐れずに行動することの大切さを実感しました。 大切なのは、最初から完璧を目指そうとすることではなく、まずやってみることだと思います。失敗を恐れずに行動すれば、その一歩が自分自身の成長に繋がります。短期間でも多くの学びや成長のチャンスがあります。ぜひ自分なりの目標を持ってチャレンジしてみてください!
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