養老町(アナログ時)

基幹システム … OKI 60MHz帯アナログ同報系防災行政無線

スピーカー … TOA旧型 レフレックスホーン・TOA防災用 レフレックスホーン

コールサイン … こうほうようろう

整備年 … 1990年頃

設備

  • 屋外拡声子局 36箇所

  • 中継局 なし

  • 戸別受信機 各家庭に有償貸与

ミュージックチャイム

  • 7:00  TOAウエストミンスターの鐘

  • 17:00  TOA新音源ふるさと (2014年以前はTOA旧音源ふるさと【テンポ遅】)

特記事項

 養老町のアナログ時代の最大の特徴はレフレックスホーンのみの使用という点であった.しかも全ての子局でレフレックス4基の構成であった.町内には36箇所の子局があったが,これは現在の45箇所より9箇所少ない.スリムスピーカーも導入されていなかったため,屋外拡声局でカバーできる範囲(可聴域)は広い町域に対して極めて限定的であったと思われる.

 子局には大きく分けて2種類あると思われ,TOA旧型のスピーカーを使用しているものと,TOA防災用のスピーカーを使用しているものとがあった.後者は恐らく増設と思われるがボックスカバーの汚れ具合は前者とあまり変わらないケースが多かった.前者の子局はアンテナの素子数が5素子であり,後者は3素子(狭い素子間隔)となっている.

 時報については,2014年頃まで旧音源が使用されていた.朝のウエストミンスターもテンポが遅かったと推測される.

広幡公民館【子局No.不明】

レフレックスは旧型を使用,アンテナは5素子八木型.

ボックスは子局名プレートが剥がれてしまっていた.

【26】祖父江

レフレックスは防災用を使用.

ボックスカバーの汚れ具合は町内でほぼ一様であった.

【36】産業文化会館

レフレックスは防災用を使用.アンテナは3素子八木型.

こちらは確実に増設子局と思われ,ボックスカバーに汚れが見られない.

動画

7:00  TOAウエストミンスターの鐘


・17:00 TOA新音源ふるさと