山県市(旧高富町)

基幹システム … OKI 60MHz帯アナログ同報系防災行政無線(新スプリアス規格適合)

周波数 … 68.805MHz(山県市役所)

スピーカー … TOA防災用 レフレックスホーン,ストレートホーン

コールサイン … こうほうやまがた

整備年 … 2003年

設備

  • 屋外拡声子局 48箇所

  • 再送信子局 なし

  • 中継局 なし

  • 戸別受信機 全世帯に配布

ミュージックチャイム

  • 7:00  TOA新音源「野ばら」

  • 12:00 TOA新音源「エーデルワイス」

  • 夕方  TOA新音源「夕焼け小焼け」(17:00/18:00)

特記事項

 高富町域では2003年にアナログが整備された.周波数は旧伊自良村で使用されていたのと同じものを使用していたと思われる.そのため昔からアナログ無線設備のあった伊自良村と高富町の放送内容および操作卓は同じで,美山地区だけ別卓で放送を行っていた.やや不完全な形で,2003年に市内全域の整備がされたといえる.その年には,防災無線についてのパンフレットが大々的に公表されていた(現在は削除済み).旧高富町には2003年まで有線放送があったため,アナログ整備年としてはかなり新しく,新スプリアス規格に適合する設備であった.しかしながらデジタル統一化によりこの度,更新されることとなった.

【子局の特徴】

 エースマストに避雷針がついている.スピーカーはTOA防災用であり,一貫して設備は新しめである.山県市は平成の大合併としては県内で最も早く合併(2003年4月)した市であり,整備当初からボックスには「山県市」と市章が表記されていた.

アンテナは5素子八木型.先述の通り設備はアナログとしては新しめであった.

(【56】やまがたいさみにしで)

このような,レフレックス1基のみのマストの背丈が低い子局もあった(ここだけで特殊である).小さな団地内に設置されているが,山沿いで,周波数が同じ七宗町との混信が高頻度でみられていた.

(【40】やまがたたかとみいしだまち)

動画

・7:00 新音源野ばら


・12:00 新音源エーデルワイス

・夕方 新音源夕焼け小焼け(受信並行)