輪之内町(アナログ時)

基幹システム … OKI 60MHz帯アナログ同報系防災行政無線

スピーカー … TOA旧型 レフレックスホーン,ストレートホーン

コールサイン … こうほうわのうち

整備年 … 1991年頃

設備

ミュージックチャイム

特記事項

 アナログ時の輪之内町の設備は平成3年に整備されたとみられ,比較的長く使われた.スピーカーも防災用モデルの普及していない時期の整備であったため旧型を使用していた.屋外拡声子局は全38箇所で,当然ながら全てホーンスピーカーを使用していることもあり,デジタル設備の現在と比べ11箇所多い.

 放送は頻繁に行われてきたとみられ,朝・昼・夜と定時広報が入るとされる(現在も同じと思われる).戸別受信機の運用も活発に行われており,基本的には全世帯配布となってい.デジタル化直前の時報は現在と全く変わらないが,アナログ整備当時は,その年代から察するに音源や曲目等が異なっていたかもしれない.

 【子局の特徴】

 エースマスト型の鋼管柱にホーンスピーカーが複数基設置されており,平坦な地形の割にアンテナは5素子八木型を使用していた.また,制御ボックスはボックスカバー付きとなっており,根元付近に設置されていた.輪中集落に位置する町とあって各子局の根元付近には海抜表示があった.

一般的にホーンスピーカー4基構成が多かった.子局は町内くまなく設置されていた.

(【30】下大榑新田(西))

音達範囲が狭い子局で,スピーカー台数は2基(ストレートホーン東西構成).

(【37】松内(南))

動画

・12:00 新音源恋は水色


・夕方 新音源夕焼け小焼け