組織って何?
組織の歯車になんてなりたくない!って思っている人もいるでしょう.
一番小さな組織は,家族でしょうか?それは組織ではありません.
サークルは組織だし,学校や会社も組織でしょうね.
組織は,ある方向を目指す人々の集団と言えるかもしれません.
人は,群れなければ生きて行けません.特に現代の都市に住む人間は.
衣食住すべてを一人で賄うには,現代社会では不可能になってしまいました.
なので,一人一人が役割分担しているのです.
組織を構成すれば,大きな仕事ができます.
家族と国家って?
家族は,血縁関係にありますが,組織とは言えません.あくまでも家族です.
その家族の一員になったのは,宿命です.自分ではどうすることも出来ません.
子供の頃,裕福な家に生まれたかったと思ったものですが,しょうがないですね.
でも組織なら,自分も憧れる組織の一員になれるチャンスはあります.
国家はどうでしょう?家族と似てませんか?私が日本人なのは宿命です.
だから家の文字がついているのかもしれませんね.
そして国民は,色々な方向を向いているので,まとめるのは大変です.
家族の中でもまとまりが良くない場合もありますが,そこは愛で乗り切れます.
国家も家族的な愛情を持って難局を乗り切りたいものです.
組織同士の対立
組織同士の対立は,全く理解できません.
組織ごとの最終的な方向性や目標は,戦いではないはずです.
ライバルがいたとしても,敵ではありません.
でも現実には,企業間の対立,政党間の対立,宗教間の対立などがあるようです.
それぞれ,高邁な目標や理念を持っているはずなのに不思議ですね.
スポーツは組織間で競い合うという形式です.
本来スポーツは,心身を鍛え,観衆に感動を与えることが目標です.
試合などは,組織同士の対立ではなく,組織間での成果発表の場と捉えるべきでしょう.
自己責任ってどこまで?
組織的な犯罪は別として,組織での行動中,誰か失敗したら責任を取るのは上司.
未成年者の犯罪は親の責任ですよね.それと同じ.
そう考えると,組織なら責任を個人に全部押し付けることなんてできません.
つまり組織は,個人を守ってくれるともいえます.
私も管理職っぽい仕事につくと,謝りに行かねばならないことが多々あります.
なんで私が謝りに? なんて憂鬱に思ったときもあります.
でも本人が十分反省しているのであれば,組織として個人を守るのは当たり前.
特に誠実な部下が,組織のためにしたことで,失敗したとしたら,守り抜く.
それによって将来,より強固な組織になることも期待できます.
ただ,本人が全く反省していなければ,その組織から追放する以外にないかも...