第五回 「林業の未来に向けて」
高知県は,森林面積が県土の8割以上を占め,そのうちの7割近くが人工林です.その人工林は,現在放置林が非常に多いため,建築材としての価値は低く,生態系にも悪い影響を与えています.今回の登壇者の冨田さんは,今年の3月に林業大学校を卒業したばかりの若手林業女子です.もう一人の登壇者の森下さんは,林業行政に携わりながら趣味で四国の山々を訪れ,「たんね歩記」という絵地図を製作している画家です.お二人の話を伺いながら,理想の奥山や里山をどのように維持管理すべきか,考えていきたいと思います.