初級前半
第 17 課(後半)

教科書と教科書付属音声を利用しながら学習を進めてください。

補足解説

  • P.78: 前にくる名詞が母音で終わるとき(パッチムがないとき)は요、子音で終わるとき(パッチムがあるとき)は이요がつきます。
     この表現は、文をはしょりつつ、丁寧さを持たせた表現です。よく ~예요/이에요(相8課)との違いについて質問が出ます。 “요/이요” と “~예요/이에요” はともに、日本語に訳すと「~です」で同じになってしまうのですが、前者がはしょった文(不完全な文)であるのに対し、後者は完全な文であるという違いがあります。

  • P.79: 用言(動詞・形容詞など)が語尾の形を変えることを「活用」といいます。朝鮮・韓国語において、活用は基本的に三つのパターンがあり、どのパターンをとるかは語尾によって決まっています。第15課(18回)で学習した「陰陽型」は、そのうちの一つでした。今回でてきた並列の接続語尾고は、「単純型」と呼ばれる活用の仕方をします。
     고は、用言の語幹(基本形から다をとったもの)に、そのままつきます。用言の母音とかパッチムの有無など、一切関係しません。このタイプの活用は単純なので、「単純型」という名前がついています(用語はこの教科書独自のものです)。

P.74 会話: 2行目 “관심이 많아요.” は直訳すると「関心が多いです」となります。