今回は教科書第4課のpp.42-44(様々な意味と用法、新しい表現と文法 [1] 可能・不可能表現、単語ポケット4)を学習します。
教科書をよく読むとともに、教科書付属音声で発音を確認しながら学習してください。
教科書に書かれているように、되다には大きく分けて、(1) なる、(2) よい(ちょうどよい、じゅうぶんだ、大丈夫だ)、(3) できる の三つの意味があります。第1課で学習した ~(으)면 되다 は二番目の意味にもとづくものでした。
[その他の補足]
一番目の意味での用法については、日本語では「~になる」と言うところを朝鮮・韓国語では ~가/이 되다 といい、助詞の使い方が違うので注意しましょう。
二番目の用法の否定形、안 되다 (へヨ形は 안 돼요)は、「いけません」「ダメです」という意味でよく使われます。
「~と」にあたる助詞として、初級前半では ~랑/이랑 を学習しました。同様の用法の助詞として、教科書に書かれているように、~하고, ~와/과 があります。話し言葉、書き言葉のどちらでよく使われるかという点で、違いがあります。
なお、~와/과 は、前の名詞が母音で終わるとき ~와、子音で終わるとき(表記上パッチムで終わるとき)~과 となります。反対にしてしまう間違いがよくありますので注意しましょう。
日本語の「~まで」に相当する助詞です。時(例:「12時から1時まで」)、場所(例:「空港からホテルまで」)のどちらにも使えます。
出発点の助詞(「~から」)は、教科書にも書かれているように、時の場合は ~부터、場所の場合は ~에서 を用いることが一般的です。なお、 ~에서 は場所の「~で」の意味の助詞として、初級前半の18課で学習しました。
意味・用法:~ㄹ/을 수 있다 は事柄の実現が可能、または状況が許すことをあらわします。日本語の「~することができる」に相当します。~ㄹ/을 수 없다 はその否定で、事柄の実現が不可能、または状況が許さないことをあらわします。日本語の「~することができない」に相当します。
活用:받침有無型でㄹ脱落をします。
母音語幹:사다 --> 살 수 있다
ㄹ語幹:만들다 --> 만들 수 있다
子音語幹:먹다 --> 먹을 수 있다
教科書の付録を参考にして意味を確認しましょう。