初級前半
第 16 課(前半)

教科書と教科書付属音声を利用しながら学習を進めてください。

補足解説

  • P.69: コラムIXの説明の通り、韓国では年齢を数え年で言うのが一般的です。自分が数え年で何歳になるのか考えてみましょう。


  • P.70:

 数詞については第7課p.31で最初に学習しました。そこで出たように、朝鮮・韓国語の数詞には漢字語数詞と固有語数詞という二つの系列があります。これまで出てきた日付や学年は、漢字語数詞を用いました。一方、年齢は固有語数詞を用います。

 固有語数詞の「一つ」~「とお」を覚えていない人は、p.70またはp.31を見ながら、この段階で確実に覚えましょう。11以上は하나~열の組み合わせですが、「二十」は "둘열"ではなく "스물" という独自の単語を用います。「三十」「四十」…「九十」という十の位の数は固有語数詞で全て独自の単語があるのですが、この教科書では学習しません。

 「~歳」は ~살 という単語を用います。ここで注意しなければならないのは、教科書にも書いてあるように、「1歳」~「4歳」と「20歳」です。教科書の表で、例えば「一つ」のところに하나と한~が併記されています。後ろに単位をつけないときは하나で、後ろに単位がつくときは한~になるということです。したがって、살をつけると "한 살" となります。これは「十一歳」「二十一歳」についても同様で、"열한 살", "스물한 살"のようになります。