初級後半:
第5課(2)

今回は教科書第5課のp.54(新しい表現と文法 [2] 状態表現)を学習します。

教科書をよく読むとともに、教科書付属音声で発音を確認しながら学習してください。

補足解説

状態表現 ~아/어 있다(p.54)

意味・用法:日本語の「~している」は現在進行と状態という二つの用法があります。このうち状態の表現が、今回学習する~아/어 있다です。現在進行の~고 있다は後で学習します。状態の用法というのは、例えば「座っている」のようなものです。この場合、「座る」(つまり、椅子などに腰をおろす)という動作をした上で、その座った状態を継続しているわけです。

活用:陰陽型です。つまり、へヨ形と同じタイプの活用です。~아/어と있다の間にはスペースをあけます。

  • 陽母音語幹:앉다 -> 앉아 있다

  • 陰母音語幹:붙다 -> 붙어 있다

  • 하다用言:위치하다 -> 위치해 있다

[その他の注意点]

  • 衣類などを着用した状態の表現(例えば、教科書の例文「黒い帽子をかぶっているのが私の弟です」)は、状態を表していますが、~아/어 있다ではなく~고 있다を用います。(教科書p.54最後の説明)