初級後半:
第3課(3)
今回は教科書第3課のpp.38-39([3] 条件の接続語尾)、pp.32-33(会話)、p.39(聞き取り、プラスアルファ)を学習します。
教科書をよく読むとともに、教科書付属音声で発音を確認しながら学習してください。
補足解説
条件の接続語尾 ~면/으면 (pp.38-39)
意味・用法:日本語の「~すれば」「~したら」にほぼ相当します。この語尾の前に述べられるものが後に述べられるものの条件になる場合に用いられます。第1課で学習した ~(으)면 되다 は、今回学習する条件の接続語尾を含む表現とみなすことができます。
活用:받침有無型です。ㄹ脱落はしません。
母音語幹: 가다 -> 가면
ㄹ語幹: 살다 -> 살면 ※살으면ではない点に注意。
子音語幹: 먹다 -> 먹으면
[その他の補足]
教科書p.38の上のほうに出てくる例文の日本語訳「韓国に行ったら、まずビビンバを食べたいです」は、「行ったら」が一見すると過去形のように見えるかもしれませんが、実際には過去のことを言っているわけではありません。朝鮮・韓国語では (過去形の 먹었으면 ではなく)現在形で 먹으면 とすればいいです。p.38の下から2番目の例文「果物をたくさん食べると肌がきれいになります」も同様です。一方、p.38の最後の例文「果物をたくさん食べたらお腹を壊しました」は過去のことを言っている文です。この場合、朝鮮・韓国語では 먹으면 でも 먹었으면 でもなく、먹었더니という別の語尾(~았더니/었더니)を用います。
P.39 練習8: 좋아지다, 예뻐지다 のように形容詞に ~아/어지다 (陰陽型の活用)をつけることで、「~くなる」という意味の動詞を派生させることができます。좋다(良い)→ 좋아지다(良くなる)、예쁘다(かわいい、きれいだ)→ 예뻐지다(かわいくなる、きれいになる)
会話 (pp.32-33)
P.33の決まり文句、新しい語句、文法を参考にしながら理解しましょう。
[その他の補足]
가시면(2行目)、나가시면(3行目)、사시면(8行目)はそれぞれ가면、나가면、사면をそれぞれ尊敬語にしたかたちです。ここで挿入されている (으)시 については第4課で学習します。
6行目:6015번 のような番号は漢字語数詞として発音します。つまり、육천십오 번 と読みます。
聞き取り(p.39)
付属音声を聞きながら聞き取り問題をやりましょう。