初級後半:
第6課(1)
今回は教科書第6課のpp.60-62(様々な意味と用法、新しい表現と文法 [1] 提案の文末語尾)を学習します。
教科書をよく読むとともに、教科書付属音声で発音を確認しながら学習してください。
補足解説
補足解説
引用表現 ~라는/이라는 (p.60)
引用表現 ~라는/이라는 (p.60)
日本語で「~という~」(例:「夢という言葉」)の「という」に相当する表現です。前にくる名詞の末尾にパッチムがないときは라는、あるときは이라는となります。
時間を表す表現 (p.60)
時間を表す表現 (p.60)
日時、時刻を表現する際の数詞が漢字語数詞か固有語数詞かに注意しましょう。「~時」には固有語数詞がつき(例:한 시, 다섯 시)、それ以外には漢字語数詞がつきます(例:일 분, 오 분)。
図を参考に、時間帯を表す単語(아침「朝」など)を覚えましょう。日本語の類似表現とは指し示す時間帯に多少のずれがあることがあるので、注意が必要です。
提案の文末語尾 ~(으)ㄹ까요 (pp.61-62)
提案の文末語尾 ~(으)ㄹ까요 (pp.61-62)
意味・用法:日本語の「~しましょうか」のように提案するときに用いる表現です。疑問文の一種であるため、表記上は末尾にクエスチョンマークをつけます。
活用:받침有無型の活用で、ㄹ語幹用言においてㄹ脱落が生じます。
母音語幹:가다 -> 갈까요?
ㄹ語幹:만들다 -> 만들까요?
子音語幹:먹다 -> 먹을까요?
[その他の補足]
提案のほかに、推量疑問の用法で用いられることもあります。教科書の例文「午後、雨が降るでしょうか?」の「でしょうか」に相当します。(教科書p.62中ほどの説明)