初級後半:
第3課(1)
今回は教科書第3課のpp.34-35(新しい表現と文法 [1] 動詞・存在詞の現在連体形語尾)を学習します。
教科書をよく読むとともに、教科書付属音声で発音を確認しながら学習してください。
補足解説
補足解説
動詞・存在詞の現在連体形語尾 ~는 (pp.34-35)
動詞・存在詞の現在連体形語尾 ~는 (pp.34-35)
意味・用法:教科書に書かれている通り、「乗るところ」の「乗る」のように名詞(この場合「ところ」)を修飾するときのかたちです。日本語の動詞は連体形と終止形が同じ形ですが、朝鮮・韓国語では連体形は基本形と異なる語尾をとるので注意が必要です。なお、前回の最後に、用言に4種類(動詞、存在詞、形容詞、指定詞)あることを学習しました。今回学習する語尾は動詞と存在詞(있다, 없다, およびそれらから派生した ~있다, ~없다)にのみつきます。形容詞・指定詞の現在連体形語尾は次回学習します。
活用:この語尾は単純型の活用で ㄹ脱落をします。
母音語幹: 좋아하다 --> 좋아하는
ㄹ語幹: 알다 --> 아는 ※ㄹ脱落
子音用言: 재미있다 --> 재미있는
[その他の補足]
日本語の「好きだ」は(日本語文法の分類でいう)形容動詞ですが、これと意味的に近い 좋아하다 は動詞です。
日本語の「面白い」は形容詞ですが、これと意味的に近い 재미있다 は 있다 を含むため存在詞です。
練習3の例で "13일 날은..." の날は「日」という意味です。この表現は直訳すれば「13日(の)日は…」となります。
練習4の例で "점을 보다" は直訳すれば「占いを見る」ですが、「占いをしてもらう」という意味で用いられます。