初級前半
第 8 課

教科書と教科書付属音声を利用しながら学習を進めてください。

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補足解説

  • P.33 「2 感嘆表現」:朝鮮・韓国語の動詞や形容詞は辞書形(つまり、辞書に掲載されている形)は常に다で終わるのですが、実際の会話の中では活用した形(つまり語尾が色々と変化した形)で登場することが多いです。しかし、ここに書かれている感嘆表現は、辞書形のままで使われます。また、-다のかわりに-겠다にすると、ここで書かれているように「きっと・・・だろうなあ」という意味になります。


  • P.33 「単語ポケット1」:재미없다 の “없” はパッチムが二つ(いわゆる「二重パッチム」です。二重パッチムの場合には基本的にどちらか一つのパッチムのみを読みます(詳しくは後で習います)。 “없” は左のパッチムのみを読み、 [업] と発音します。


  • P. 34 練習1(6):한국 음식 は二つの単語からなるため分かち書き(つまり、単語と単語の間にスペースを入れること)がされていますが、複数の単語から成っていても意味的にひと塊であって一息で読むときは、スペースをまたいで連音します。


  • P.35 「連音II」:鼻にかかったガ行音というのは、いわゆる「鼻濁音」と呼ばれるものです。日本語でガ行音を鼻濁音で発音するかどうかは地域や世代によって違っているため、みなさんの中にも鼻濁音を日常的に使う人もいればそうでない人もいると思います(ただし、自分がどういう発音をしているかは気づきにくいものです)。鼻濁音を使う人にとっては、ここで出てくる音は、そのようなものだと理解すればよいです。そうでない人にとってはわかりにくい説明と思うので、영어を連音させず「ヨンオ」のように発音しても問題ありません。


  • P.36 「~예요/이에요」:日本語の「~です」に当たる表現は「~예요/이에요」ですが、二つの形のどちらを用いるかは、名詞の末尾にパッチムがあるかないかで異なります。パッチムがないときは~예요、あるときは~이에요がつきます。なお、~예요は実際の発音は [에요]のようになります(「イェヨ」とは読みません)。


  • P.37 総合練習:초콜릿は単独で発音するときは [초콜릳] (つまり、語末のㅅはㄷの発音になる【第7課参照】)ですが、連音するときはㅅとして連音します。つまり、이에요がついたときに [초콜리시에요] という発音になります。

その他の参考ページ

(ネイティブの発音を聞いたり口の動きを見たりすることができます。)