初級前半
第 6 課

教科書と教科書付属音声を利用しながら学習を進めてください。

補足解説

  • P.21: (1) (2) はやや丁寧なスタイル、(3) (4) は반말 (パンマル:友達や目下の人に対して用いるスタイル:いわゆる「ため口」)です。


  • P.22: 「ワ行」の文字は横長の母音字(ㅗ, ㅜ)と縦長の母音字の組み合わせで構成されています。このとき、組み合わせ方は決まっているので、注意が必要です。例えば、以下の○で示した組み合わせはありますが、×で示した組み合わせはありません。二段目の一番右の例については、組み合わせとしては合っていますが、ㅓの横棒がㅜの横棒の下に入り込むように書かなければなりません。これは教科書の(4) ㅞ の場合も同様です。


  • P.22: (3)~(5): ㅙ, ㅞ, ㅚの三つはかつては異なる発音でしたが、今は同じ発音と考えて差し支えないです。ただし、単語によってどの半母音を使うかは決まっているので、注意が必要です。


  • P.22: (7) ㅢ 3通りの読み方があるので、注意が必要です。

    • 「ウイ」:語頭で子音を伴わない場合:例えば練習2の (7), (8)

    • 「イ」:語中の場合というのは、例えば練習2の (12)。”주의” は [주이] のように発音されるということです。子音を伴った場合というのは、p.22の “희주” という例が相当します。これは [히주] のように発音されるということです。

    • 「エ」:日本語の助詞「~の」に相当する助詞 “의” は [에] のように発音されます。ただし、日本語で「~の」を使うような状況で常に “의” が使われるわけではありません。後で文法を習う際に出てきます。


  • P.23: 子音と半母音の組み合わせ(例えば、과 「クヮ」)は日本語にない発音なので注意が必要です。


その他の参考ページ

ネイティブの発音を聞いたり口の動きを見たりすることができます。)