初級前半
第 10 課

教科書と教科書付属音声を利用しながら学習を進めてください。

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補足解説

  • P.43 コラムV: このコラムのイラストでの手の使い方にも注目しましょう。例えば左のイラストでは、若い人が右手で握手し左手を右ひじに添えています。韓国では目上の人に対し片手だけで握手するのは失礼にあたるため、このようにするのです。韓国ドラマや韓国映画などを見る機会があったら、握手の仕方に注目してみましょう。


  • P.43 「一人称代名詞」:日本語の「私」「僕」のように、話し手の性別のよって言い方が変わることはありません。一方で、教科書の表のように、かしこまった表現とそうでない表現の区別(저 / 나)があります。「私の~」「僕の~」のときは母音が変わる点にも注意しましょう(제 / 내)。


  • P.44 「主題を表す助詞」:日本語の「は」とほぼ同じ用法の助詞です。前にくる名詞の最後にパッチムがあるかないかによって付ける形が異なる点に注意しましょう。また、パッチムで終わる名詞の後に~은をつけた場合、発音の際に連音することにも注意しましょう。


  • P.45 「~は~ですか?」:朝鮮・韓国語と日本語の助詞は似ている部分が多いですが、必ずしも一対一の対応をするわけでもありません。おおまかに言えば、「~は」にあたる助詞として “~는/은” が、「~が」にあたる助詞として “~가/이” がありますが、「~は〈疑問詞〉ですか?」の場合には多くの場合、 “~가/이” が用いられます。


  • P.45 練習3:この練習をやる上では、日本の固有名詞を朝鮮・韓国語でどのように言うかを知っておく必要があります。教科書p.12のコラムを読んだ上で、この練習問題をやりましょう。