ここに辿り着いたあなたは、看護師・看護学生として大変な思いをしておられることとお察しいたします。あるいは、あなたは誰かを助けたくて困っている方、傍観者でいる自分を恥じている方、過去に誰かを傷つけたことを悔いている方かもしれませんね。よくここへ来てくださいましたね。
このページは、実際に看護の学校や職場で、合理的配慮の不提供や差別的取扱いなど、障害者差別解消法や障害者雇用促進法等の法律に触れた可能性のある苦悩を経験した、国内外の当事者の逸話にもとづいて作っています。
その中には、例えば障害をもつ当事者弁護士の方の相談室に伺って学校や職場での経験を話し、具体的に法律に触れた可能性、その対処法についてお知恵を頂いたケース、障害をもつ看護師の再就労や転職支援の実績のある就労移行支援事業所を見つけて施設実習をしながら新しいキャリアを模索したケースなども含まれます。障害や疾患あるいはマイノリティゆえに差別にあって悩んでいる看護師・看護学生の方が利用できそうな社会的資源の一覧を、なるべく漏れがないようリストアップしています。
まずはざっくり、どのような資源があり、自分に合いそうなのはどれか、見て頂ければと思います。どなたかとご一緒に、お茶でも飲みながら進められるといいですね。苦しみが少しでも和らぎますよう…
ゆくゆくは管理人自身もご相談にのれる身になりたいと願っていますが、二次障害のうつや睡眠障害がまだあって継続的なかかわりが難しいことがあり、今のところは資料提供という形での応援をお許し頂ければ幸いです。このページ自体もまだまだ不器用で形が整わなくて申し訳ありません。少しづつ改善していきたく思います。
もしどなたか、このような資料の作成や、当事者会・オンライングループ・相談プログラムなどの立ち上げを手伝って頂けると助かります。どの活動も当事者看護師3人以上がかかわる形が好ましいと考えています。
100年後の看護界は、障害・疾患をもつ看護師が空気のように当たり前に活躍していて、このページがまるでジョークのように感じられるであろう事を願ってやみません。