2005年9月3日(土) 18:30開演 十二使徒教会(豊平区美園、月寒公園向)
曲目
・ヴィヴァルディ 2つのチェロのための協奏曲ト短調
チェロソロ:佐藤正樹・吉野巌
・J.S. バッハ 管弦楽組曲第1番
・バルトーク(吉田大編曲) ミクロコスモスからの5つの小品
・レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア第3番
(アンコールは、ジャン・バプティスト・ベザール作曲(?編)「宮廷のアリア」より第1、第6曲でした。この曲は、レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3番~第2曲アリアの原曲となっています。)
後援:札幌市・札幌市教育委員会
曲目紹介と写真
2006年3月4日(土) 18:30開演 ちえりあホール(札幌市生涯学習総合センター:地下鉄東西線 宮の沢駅から地下直結)
指揮:中村隆夫(北海道教育大学名誉教授)
曲目
・ウォーロック カプリオール組曲
・セーデルルンド オーボエ小協奏曲
オーボエソロ:志比川千晶(PMF2005参加)
・ドヴォルザーク 弦楽のためのセレナーデ ホ長調 Op.22
(アンコール:シベリウス「アンダンテ・フェスティーヴォ」)
後援:札幌市・札幌市教育委員会
指揮:中村隆夫(なかむら たかお)プロフィール 北海道教育大学特設音楽課程卒業。ブタペスト・リスト音楽院に留学。指揮を金子登、バルカイ・イシュトバーン各氏に師事。卒業と同時に母校の教壇に立ち、北海道二期会オペラ、札幌交響楽団ノインテコール指揮者、札教大オペラの指揮者などに携わる。1982年にコダーイ「ハーリ・ヤーノシュ」全曲を翻訳出版および日本初演。2000年7月には東京都交響楽団を指揮してベートーヴェン「交響曲第5番」他を演奏。1976年に札幌コダーイ合唱団・合奏団を創設して以来同団の指揮者をつとめる。日本音楽表現学会前会長、国際コダーイ協会理事。
オーボエ:志比川 千晶 (しひかわ ちあき)プロフィール 北海道教育大学札幌校芸術文化課程卒業。在学中の2002-03年、フィンランドのシベリウス音楽院に交換留学生として留学。これまでに同大学卒業演奏会、三岸好太郎美術館ミニリサイタル、JRタワー空のコンサート、花ホールロビーコンサートおよび春の演奏会などに出演。2005年、PMFオーケストラにアカデミーメンバーとして参加。岩崎弘昌、ヨウコ・テイカリ各氏に師事。現在、北海道教育大学大学院2年在学中(当時)
2006年9月9日(土) 18:30開演 ポルトホール(南1西22)
曲目
・コレルリ 合奏協奏曲Op.6 第9番ヘ長調
・ジェミニアーニ 合奏協奏曲 ニ短調「ラ・フォリア」(コレルリのソナタOp.5-12「ラ・フォリア」による、主題と23の変奏)
・ヴィヴァルディ 協奏曲集「調和の霊感」Op.3 第5番 イ長調 RV519
(2つのヴァイオリンのための協奏曲)
ヴァイオリンソロ:浜谷菜津子・和田麻奈未
・プッチーニ 弦楽のための菊
・ヴェルディ 弦楽四重奏曲(弦楽合奏版)
(今回は「イタリア特集」でした。前半は、イタリア・バロックを代表する3人の作曲家の協奏曲、後半は、イタリア・オペラを代表する2人の作曲家の弦楽のための作品です。アンコールは、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」~「誰も寝てはならぬ」でした。)
後援:札幌市・札幌市教育委員会
2007年3月3日(土) 19:00開演 ちえりあホール(札幌市生涯学習総合センター:地下鉄東西線 宮の沢駅から地下直結)
指揮:中村隆夫(北海道教育大学名誉教授)
曲目
・ヘンデル 合奏協奏曲Op.6 第11番イ長調
・ホルスト ムーアサイド組曲
・ストラヴィンスキー ミューズの神々を率いるアポロ
後援:札幌市・札幌市教育委員会
各作曲家のプロフィール
今回は第22回演奏会に続き、ふたたび中村隆夫先生に指揮をしていただきました。ストラヴィンスキーの「アポロ」は一般には馴染みのない曲ですが、バレエ音楽と言うこともあり?、古典的なスタイルで書かれた優雅で美しい曲です。ホルストは、かの「惑星」で有名な作曲家です。弦楽合奏では「セントポール組曲」がもっとも有名ですが、この「ムーアサイド組曲」もセントポール組曲と同様に、イギリスの民謡を題材にしているので非常に聞きやすい曲とでした。アンコールは、グリーグ作曲「2つのメロディ」~第2曲「初めての出会い」と、「春よ来い」でした。
2007年9月8日(土) 18:30開演 ポルトホール(南1西22)
曲目 <イギリス近代弦楽合奏曲集>
・エルガー 弦楽セレナーデ ホ短調(生誕150年)
・アイアランド ダウンランド組曲
・ホルスト セントポール組曲
・ブリッジ 弦楽のための組曲
<ゲスト出演者プロフィール>
(アンコール 「我、汝祖国に忠誠を誓う」(ホスルト「木星」~中間部Andante maestoso)の弦楽合奏版(当団団員編曲))
主催:アルス室内合奏団、後援:札幌市・札幌市教育委員会
作曲家不毛の地と言われたイギリスでは、19世紀末にようやくエルガー、ホルストなどが輩出するようになる。日本では知名度の低いアイアランドとブリッジも彼らと同時代に活躍した作曲家。これら近代イギリスの音楽は、民謡を取り入れるなど、田舎の田園風景を思い起こさせるものが多い。弦楽合奏で彩られる、素朴で味わい深い曲をどうぞ!
今回は近代イギリスの作曲家ばかりを集めました。近代イギリスというと、エルガー、ヴォーン=ウィリアムズ、ホルスト、ブリテンの4名が有名ですが、今回は、一般にはほとんど知られていないアイアランドとブリッジ(上記4名と同時代の19世紀末~20世紀初めにかけて活躍した作曲家です)の作品を取り上げました。いずれの曲も、イギリスののどかな田園風景を連想させるような美しい曲でした。
2008年3月2日(日) 14:00開演 ちえりあホール(札幌市生涯学習総合センター:地下鉄宮の沢駅直結)
指揮:直江宣之
曲目<J.S.バッハとオネゲル>
・バッハ 管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
・バッハ カンタータ第29番「神よ、我ら汝に感謝す」BWV29~第1曲「シンフォニア」 オルガン・ソロ:近江宏
・バッハ 「音楽の捧げもの」BWV1079~6声のリチェルカーレ
・オネゲル 交響曲第2番(弦楽のための)
(アンコール J.S.バッハ作曲「フーガの技法」~第1曲コントラプンクトゥスI)
主催:アルス室内合奏団、後援:札幌市・札幌市教育委会
J.S.バッハは「音楽の父」として知られるように、クラシック音楽の基礎を築いた作曲家であると言えます。バロック音楽の様々な作曲技法を集大成し、後世の作曲家に多大な影響を及ぼしました。バッハより200年ほど後の作曲家であるオネゲル(スイスで生まれましたが、主にフランスで活躍しました)は、バッハの様々な作品、特にフーガ形式や対位法について熱心に研究をしたそうです。バッハの「フーガの技法」や「音楽の捧げもの」はそうした作曲技法の宝庫であり、恐らくオネゲルの研究対象になったと思われますが、今回はその中から有名な曲を1曲とりあげます。オネゲルの交響曲第2番は、フーガ形式や対位法のエッセンスが取り入れられています。また、第3楽章の最後には、バッハのコラールを思わせるようなメロディがトランペットで高らかに演奏されるのも特徴です(バッハに敬意を示しているのでしょうか?)。
指揮 直江宣之プロフィール:札幌交響楽団(ホルン)退団後、高校音楽教師(室栄・札篠路・札西)。退職後、市内のアマチュアオーケストラトレーナー・指揮者として活動。65才。
2008年9月27日(土) 19:00開演 ポルトホール(北翔大学北方圏学術情報センター;南1西22)
曲目<アダージョ集と四季>
・アルビノーニ(ジャゾット編曲) アダージョ
・モーツァルト アダージョとフーガ
・バーバー 弦楽のためのアダージョ
・ヴィヴァルディ 協奏曲「四季」全曲
(アンコール:J.S.バッハ作曲「管弦楽組曲第3番」~アリア、鳥の歌(吉田大編曲))
後援:札幌市・札幌市教育委員会
今回は、弦楽のために作曲された超名曲をずらりと並べました。前半はアダージョ集。アダージョ集と言えば今年生誕100周年を迎えたカラヤンのCDがヒットしたことも記憶に新しいですが、アダージョとは遅い速度もしくは遅い速度で書かれた楽曲のことです。イタリア語ではもともと「心地よい」という意味から出たものだそうで、実際、アダージョの曲を聴くと、非常に心が落ち着き、リラックスした気分になれることが多いかと思います。それに加え、今回取り上げるアダージョ3曲はもの悲しく沈んだ曲調であるのも特徴です。特に、アルビノーニとバーバーのアダージョは、映画の悲しい場面のBGMで使用されたことでも有名です。これらの曲を聴いて悲しい気分に浸ることによって、日頃鬱積しているストレスや悲しい感情を解放してみてはどうでしょうか。「癒し」?の世界が待っています!
一方、「四季」は打って変わって、華やかなヴァイオリンの技巧が繰り広げられます。日本人好みの自然の情景と人間模様の移り変わり(春の鳥のさえずり、夏のうだるような暑さや嵐、秋の収穫祭の楽しさや酔っぱらいの滑稽さ、冬の氷の上を歩く様や暖炉の前の暖かさなど)がバロック時代当時にしては非常に斬新な技法で表現されています。
2009年3月7日(土) 18:00開場、18:30開演
会場:ちえりあホール(札幌市生涯学習総合センター:地下鉄東西線 宮の沢駅から地下直結)
指揮:中村隆夫(北海道教育大学名誉教授)
曲目<フィンランドの弦楽の響き:シベリウスとラウタヴァーラ>
・ラウタヴァーラ 村の楽士たち(フィドル弾きたち)
・ラウタヴァーラ 神話(フィンランドの神話)
・シベリウス 恋する人(Rakastava)Op.11
・シベリウス プレスト Op.4
・シベリウス 美しい組曲(Suite Mignonne)Op.98a
・シベリウス 田園組曲(Suite Champetre)Op.98b
・シベリウス ヴァイオリンと弦楽のための組曲 Op.117
(アンコール:シベリウス作曲「即興曲」Op.5-5/6)
後援:札幌市・札幌市教育委員会・在札幌フィンランド名誉領事館・北海道フィンランド協会
今回はフィンランド特集です。シベリウスと言えば、フィンランディア、7曲の交響曲(特に第2番が有名ですね)、何曲かの交響詩などが有名です。いずれも、金管楽器などによる迫力のある場面が思い起こされますが、その一方で同じ曲の中に、非常に繊細で、すがすがしい場面や、非常に暗く抑うつ的な場面もよく出てきます。今回とりあげるシベリウスの弦合奏曲は、そういったすがすがしさと抑うつ的な気分が美しく描かれています。このような作風はフィンランドという国柄をそのまま反映しているように思われます。フィンランドは、森と湖の国と言われるように、美しい自然(それは同時に厳しくもあるのでしょうが)が満ちあふれています。また、白夜の国と言われるように、太陽が沈まない短い夏の陽気さと、暗いままの冬の抑うつした気分が性格にまで影響していると言います。 一方、ラウタヴァーラは現代フィンランドを代表する作曲家で、シベリウスの正統な後継者と言えると思います。
2009年9月5日(土) 18:00開場、18:30開演
会場:ポルトホール(南1西22、東西線西18丁目駅から徒歩5分、南大通に北向き)
曲目
・スカルコッタス 5つのギリシア舞曲
第1曲:エピロスの踊り、第2曲:クレタの踊り、第3曲:鷹、第4曲:アルカディアの踊り、第5曲:クレフテスの踊り
・モーツァルト ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
ピアノ独奏:西谷麻里子
・メンデルスゾーン 弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20(弦楽合奏版)
(アンコール:メンデルスゾーン作曲「歌の翼に」)
後 援:札幌市・札幌市教育委員会
ピアノ独奏<西谷麻里子>プロフィール:北海道教育大学札幌校特設音楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。朝日音楽サロン、三岸好太郎美術館ミニリサイタル、かでるロビーコンサート等に出演。'98年札幌、'02年室蘭にてソロリサイタル開催。ソロ、室内楽、リート伴奏等、札幌を中心に幅広い活動を行っている。大門敬明、沼田元一、ラントシュ・I、ヘゲデューシュ・E、水田香、川染雅嗣の各氏に師事。ベル・ヴォーリア、ハイメス・アーチスト、北海道フーゴー・ヴォルフ協会、各会員。
今回は、普段取り上げられる機会の少ないギリシアの作曲家スカルコッタスの民族的作品(20世紀の作曲家ですが舞曲の名の通り楽しい作品です)と、言わずとしれた天才作曲家モーツァルトのピアノ協奏曲、また当時はモーツァルトを凌ぐ天才と言われ、今年生誕200年を迎えたメンデルスゾーンの作品を取り上げました。また、当団でピアノ協奏曲を演奏するのは初めてでしたが、ピアノと弦楽器だけによる室内楽的で素朴な響きを追求しました。
2010年3月6日(土) 18:00開場、18:30開演
会場:ちえりあホール(札幌市生涯学習総合センター、地下鉄東西線宮の沢駅)
指揮:中村隆夫(北海道教育大学名誉教授)
曲目
・モーツァルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525
・ブラームス 主題と変奏 ニ短調(弦楽六重奏曲第1番第2楽章)
・シェーンベルク 浄夜 Op.4(弦楽合奏版)
(アンコール:伝ハイドン(ホフシュテット)作曲「セレナーデ」)
主催:札幌市民芸術祭実行委員会・札幌市・(公財)札幌市芸術文化財団
主管:アルス室内合奏団
今回は、「ウィーンの作曲家の弦合奏曲」というテーマでプログラムを構成しました。古典派ウィーン作曲家の代表であるモーツァルトから始まって、ロマン派のブラームス、19世紀末ウィーンの象徴であるシェーンベルクの作品をとりあげます。特に、シェーンベルクの浄夜は、弦楽合奏曲としては超難曲の名曲であり、我々の長年の夢でしたが、中村先生の指導の元についに挑戦することになりました。ウィーンの音楽の歴史的変遷をどうぞご期待下さい!
指揮:中村隆夫(なかむら たかお)プロフィール 北海道教育大学特設音楽課程卒業。ブタペスト・リスト音楽院に留学。指揮を金子登、バルカイ・イシュトバーン各氏に師事。卒業と同時に母校の教壇に立ち、北海道二期会オペラ、札幌交響楽団ノインテコール指揮者、札教大オペラの指揮者などに携わる。1982年にコダーイ「ハーリ・ヤーノシュ」全曲を翻訳出版および日本初演。2000年7月には東京都交響楽団を指揮してベートーヴェン「交響曲第5番」他を演奏。1976年に札幌コダーイ合唱団・合奏団を創設して以来同団の指揮者をつとめる。日本音楽表現学会前会長、国際コダーイ協会理事。