栄養学を基盤に、栄養科学とスポーツ科学の両面を探求することにより、食・栄養の観点からスポーツパフォーマンス向上や健康づくり、QOL(Quality of Life=生活の質)向上に貢献する人材を目指します。学際的な専門知識や技術を生かし、スポーツ栄養科学領域における新たな価値創造を図ります。大学院に進学し、さらに先端的な研究を進めることも可能です。
スポーツ×栄養×科学=健康科学を極めることを目的とし、生物学、化学、生理学、疫学を基盤として、栄養学、食品衛生学、公衆衛生学、スポーツ栄養学、生活習慣病予防学、トレーニング科学など、関連・周辺領域へと学びを広げることができます。
また、栄養学を基軸に栄養科学とスポーツ科学の両面を探求する学びにより、食・栄養の観点から人々の健康とアスリートのパフォーマンス向上、そしてQOLの向上に貢献する知識と技能を身につけることができます。
栄養科学科が置かれる赤羽台キャンパスは「都市型健康スポーツ系大学」の拠点として、スポーツと栄養の融合教育研究を実践するキャンパスです。2023年新設の体育館棟には、競技用アリーナや教育研究用トレーニングルームなどのほか、調理実習や食堂実習に使用できる教室を設置。
また、低酸素トレーニング室、エネルギー代謝測定室、食品栄養学実験室といった実験施設も設けるなど、スポーツの実践と栄養科学の教育と研究を行うための環境を整えています。
栄養科学科では「栄養疫学・栄養教育」「スポーツ栄養・生理学」「食理学」「生活習慣病予防学」の4つの学問領域をもとにした「ユニット」ごとに、PBL(課題解決型学習)を展開します。「ユニット」はそれぞれの専門分野に紐づく科目・学習内容のまとまりです。
東京都北区などの行政や民間企業、あるいは研究機関などとの連携活動を通して、課題の分析や課題解決に向けたプロセスに触れることで、実社会における物事の考え方や講義との関連性について理解します。
「栄養」「スポーツ」「健康」領域に関する科目に加え、多彩な専門科目を学修し、多角的に捉える思考力や分析力などを身につけるとともに、分子・細胞からヒト、人間集団に至るまでを総括的に理解し、食品機能科学やスポーツ栄養科学などの専門知識、栄養管理の実践手法を修得します。
3年次以降は、専門性に応じた4つの分野の学びを深化させ、より高度な知識や技術を身につけます。実験・実習科目や実践科目に加え、企業・自治体でのインターンシップや海外でのインターンシップ、国内の研究機関における国際的な活動に参加して実社会での実践力と対応力を養い、卒業後のキャリアデザインにつなげます。
栄養士/健康運動実践指導者/食品衛生管理者(任用資格)/食品衛生監視員(任用資格) 等