2024.08.27|Tue.
2024.08.27|Tue.
今回は、Language in Societyゼミの活動内容を紹介します。
このゼミは、スポーツ科学を学んだ後に言語学に転向した山本が担当しています。
ゼミに配属された3年生は、まず「言語景観」について文献を読み、次に各自で実地調査を行います。
有名なスポーツ施設や観光地、あるいは身近なドラッグストアなど思い思いの調査地に出かけ、健康、スポーツ、レクリエーションに関わる場での多言語使用の実態やことばのバリアフリー化の状況を調べ報告します。
報告では調査地にまつわるクイズが出題されたり、意外な場所で意外な外国語が用いられていることにみなで驚いたり、と盛り上がります。
また、ことばと身体の結びつきも探究しています。
7月には、「オノマトペ処方展」(ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY ※会期終了)に3,4年生合同で見学に行きました。
「ポンポン」「サッ」といった日本語オノマトペ(擬音語・擬態語)は、感覚を端的に表現できます。
スポーツ指導者がある動作を説明したいときなどに、オノマトペが効果を発揮すると考える人もいます。
今回は、ジャンプ、長座体前屈の身体測定でオノマトペの効果を実際に確かめてみました!
このように、教室の内外で楽しみながら、ことばを切り口として健康とスポーツをめぐるトピックについて理解を深めています。