2025.10.22|Wed.
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近年、センサやカメラの性能向上によりスポーツにおいて取得できるデータの種類・量が増加しています。また、取得するデータが動画の場合、いわゆる「ビッグデータ」とよばれる規模のデータ量に到達する場合もあり、その処理方法が問題となります。スポーツ情報学の分野ではそのような大規模なデータを用いたスポーツの戦略・戦術最適化に関する研究を取り扱っています。研究の一例として、画像認識技術に基づく動画からの選手画像の検出(図参照)が挙げられます。この技術を用いて選手の位置、速度、加速度を正確に測定して選手の能力を客観的に評価し、その評価結果から戦術を最適化することが可能となります。